マイノリティの映画配給に奔走する“諸葛孔明”な女の子

諸葛孔明と呼んでいる人がいます。

本名はアーヤ藍で、26歳くらいで、仕事は映画配給みたいなことで、国籍はどうやら日本です。アーヤに関して大体のことは分かりませんが、肝要なことは分かっています。それは、私の諸葛孔明ということです。

 

マイノリティであることは別として、自己分析してみると、私は人見知りなのに好奇心が異常に強く、尚且つ根拠のない自信に溢れ、無駄に自己顕示欲の強い性格です。例えば自分がとても奇麗だと思うかといえば、そうは思いません。まあまあ奇麗ぐらいかなと思っています。ですが特技として、歴代天皇の名前を全員暗唱出来るところは、自分って最高だなと思います。つまり、自分で「私って最高」というときには、「私って奇麗で最高」とかそういうことではなくて、「私って天皇の名前全部言えるから最高」という意味なのです。

 

しかしこれは理解されません。何かと社会に誤解されます。たまに怒られます。なので、本来であれば人と関わらずに独りで三国志とか読んで暮らしたいのです。ですが、あろうことか起業して会社運営をしているので、凄まじい数の人が寄ってきます。そうして途方に暮れるのです。

 

そんなときに助けてくれるのが、アーヤです。

色々な人や機会が寄って来ますが、その選別や処理方法まで自分の能力が追い付きません。なので、アーヤに助言を求めます。だいぶ年下なのですが、諸葛孔明にしか見えません。彼女の片手に持つスマホも、冷静さを促す扇子として映ります。

 

今日、アーヤの諸葛孔明っぷりについて考えていたのですが、思うに、多様性に対する理解度が非常に高いからだと思います。「共感」を重要視する日本社会においてマイノリティであることは、誤解や拒絶との戦いでもあります。その点アーヤは「共感できない」ことをすんなりと理解してくれるので、素直に話せます。

 

アーヤは映画の配給会社みたいなところで取締役みたいな役職なのですが、ちょうど今、性的マイノリティ(LGBT)の同性婚をテーマにした映画をやっています。素敵な映画。当事者として嬉しい。マイノリティの為の映画配給に奔走するアーヤ。彼女もまた、マイノリティの星なのであります。

私(左)。諸葛孔明こと、アーヤ藍(右)

私(左)。諸葛孔明こと、アーヤ藍(右)

 

(左から)LGBT支援団体FRENDS代表の杏里さん、諸葛孔明ことアーヤ藍、私。

(左から)LGBT支援団体FRENDS代表の杏里さん、諸葛孔明ことアーヤ藍、私。

【映画 ジェンダー・マリアージュ】

福岡・中州太陽劇場他で公開

※中洲太陽の上映スケジュールは、(2016年2月20日(土)~2月26日(金))

http://unitedpeople.jp/against8/

※アーヤ藍さんのインタビュー⇒https://fanfunfukuoka.com/people/23671/

 

※情報は2016.2.2時点のものです

カミーユ綾香

北九州市出身。在日韓国人と中国残留孤児の多く住む多国籍な街で育つ。 警固インターナショナルの代表として、十数言語による語学スクールとインバウンド支援の多言語ウェブサイト制作会社を運営する一方、難病の重症筋無力症とパンセクシュアルというセクシュアリティの当事者として、様々なマイノリティの生きやすい社会を目指して精力的に活動中。http://www.kego-international.com/

カミーユ綾香

北九州市出身。在日韓国人と中国残留孤児の多く住む多国籍な街で育つ。 警固インターナショナルの代表として、十数言語による語学スクールとインバウンド支援の多言語ウェブサイト制作会社を運営する一方、難病の重症筋無力症とパンセクシュアルというセクシュアリティの当事者として、様々なマイノリティの生きやすい社会を目指して精力的に活動中。http://www.kego-international.com/

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