1万羽まであと少し!折り鶴に強力な助っ人登場!

折り鶴を千ではなく万折る!

そう決めて万羽鶴に取り組んでいる4年2組の子ども達に事件がおきます。

事件は、6月に訪れました。

クラスの女の子が転校していったのです。

しかも突然の転校でした。

お別れ会もできない突然の転校に、子ども達は深く落ち込んでしまいました。

目がクリクリっとした可愛らしい子でした。

きっとその子のことを好きだった男の子もたくさんいたはずです(笑

そんな落ち込み方でした(笑

しかし、子どもは、落ち込むのも早ければ、立ち直るのも早い!!!

子どもは、そうでなくっちゃね!(大人も!)

仲間の突然の転校に、4年2組の児童たちは、「かなちゃん(仮名)のためにも!絶対成功させよう!!!」と、またハイペースで折り鶴を折っていきました。

土日の休みの日に、「先生、家族で折ってきました!」と嬉しそうに持ってくる子もいたり、テストが終わって空いた時間に、鶴を折っていく子もいたりしました。

皆さんは覚えているでしょうか?

ROAD TO THE 万羽鶴を!

そうです、私の教師生活初の掲示物です。

詳しくは、前回のコラムをご覧ください。

https://fanfunfukuoka.com/feature/38150/

ROAD TO THE 万羽鶴のすごろくは順調に進み、もう4000羽を超えていました!!!

子どもたちは、よく頑張っていました。

しかし、私は心配していました。

「…このままでは1万羽に間に合わない。」

頭の中で計算して、このペースじゃ間に合わないと思ったのです。

そこで、若い教師はとんでもない秘策に出ます!

「よし!婆ちゃんに頼もう!」

子どもたちにはもちろん内緒で、ヒデト☆ティーチャーの祖母に、折り鶴を折ってもらうように私は頼んだのです。

「もしもし、ばあちゃん、ヒデトだけど、あのさ、ばあちゃん、物づくり上手いやん!お願いがあるんやけど。今ね、クラスでさ、折り鶴折りよるんよ。それでさ、1万折るんやけど、1学期の内に間に合わいそうにないんよね。だけんさ、手伝ってくれんかね?」

「任せとき!お茶飲み仲間に言って、一緒に折るけん!」

祖母は快く了承してくれました。

私は祖母へ折り紙を3000枚送りました。

3000枚…

若いというのは恐ろしいですね(笑

優しい祖母でした。絵に描いたような田舎の婆ちゃんだった祖母です。

私がまだ幼いころ、祖母宅に泊まりに行くと、兄弟と競って祖母の布団で一緒に寝ようとしたものです。

寝床につき、いつも同じ昔話をせがんでいた私たちに、祖母はいつも笑顔で話し聞かせてくれました。

3年前、祖母は他界しました。

きっと天国でこのコラムを読んで懐かしんでくれていると思います。

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