古代衣装でファッションショー~女子的考古学のススメ

昨年7月に誕生し、毎月1回、30人の部員たちで活動を重ねてきた「きゅーはく女子考古部」。これまでの活動の集大成となるイベント「きゅーはく女子考古部サミット~女子的考古学のススメ」が3月12日、九州国立博物館で開催されました。

「きゅーはく女子考古部」は、考古学に関心がある女性を対象に、九州国立博物館が部員を公募。小学生から50代まで、なんと全国から113人の応募があり、抽選で選ばれた30人が1期生として活動を続けてきました。今回のサミットは、約8カ月間にわたった部員たちの活動成果を披露する晴れの場です!

会場には、部員たちが学んできたことの研究成果や実際に作った土偶や埴輪、アクセサリーも展示。古代食のレシピ配布、型に石こうを流して鬼瓦や鏡をつくるワークショップなども開催されました。

この8ヶ月間、いろいろな経験を積んできました。

この8ヶ月間、いろいろな経験を積んできました。

 

まるで本物です…

まるで本物です…

 

みずらの結び方の紹介もありました。この細やかな視点、女子っぽいですね。

みずら風ヘアスタイルのつくり方の紹介もありました。この細やかな視点、女子っぽいですね。

 

before

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after

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会場には、みずらや島田髷のかつらも用意されていました。こちらの女性↑は「みずら」姿ですが、「みずら」は男性、「島田髷」は女性のヘアスタイルだったようです。

正しくはこんな感じ。

正しくはこんな感じ。

盛り上がったのは、部員自作の貫頭衣ファッションショー。装飾古墳の文様や太陽をモチーフにした多彩なデザインで、会場からは大きな拍手が送られました。

顧問を務めた九博の岸本さんも笑顔で登場!

顧問を務めた九博の岸本さんも笑顔で登場!

「きゅーはく女子考古部」は、博物館主導ではなく、部員たち自らが自分たちが興味のあることを見つけ、学び、実践する主体的な活動を続けてきました。そして、彼女たちの目線で見た「考古学の面白さ」や活動記録をまとめた冊子も誕生!

こんなバッジまで(いつの間にか)誕生!

正直いって当初は、「考古学が好きな女性」=「暗い」「オタク?」…という偏見がなかったとはいえませんが、集まった女性たちは明朗活発な女性たち!明るく、和気あいあいと楽しみながら学ぶ彼女たちの活動を通して「考古学って面白い!!」と純粋に思うようになりました。

サミットでは部員たちのディスカッションも行われました。

サミットでは部員たちのディスカッションも行われました。

「きゅーはく女子考古部」は、大好評につき、新年度、2期生を募集するそうです。

考古学ファンも、考古学に興味がある方も、ぜひ「きゅーはく女子考古部」へ!!

※詳しくは、九博ブログをチェック!⇒http://kyuhaku.jugem.jp/?cid=23

 

 

※情報は2016.3.14時点のものです

きゅーはく女子考古部

おそらく館内で最も女子らしくない3人がマネージャーを担当する「きゅーはく女子考古部」。一般から募集した考古学に関心の高い女子(小学1年生から50代まで)30名が自ら活動内容を考え、月1回のペースで活動している。専門的なことは考古担当職員が顧問として部員たちをやさしくサポート。2016年3月に部活動の集大成としてサミットを開催予定。

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