アマチュア落語家の粗忽家勘心の「初めての落語」vol.3

こんにちは、アマチュア落語家の粗忽家勘心(そこつやかんしん)です。
さて、先週の土日(4月30日、5月1日)に 「第一回ひなたの会」を開催いたしました。

「春風亭正太郎、桂宮治二人会」です。
演目は、
4月30日(土) アミカス高宮
・看板のピン 正太郎
・お見立て 宮治
仲入り
・熊の皮 宮治
・妾馬 正太郎
5月1日(日) ミリカローデン那珂川
・壷 算 宮治
・明 烏 正太郎
仲入り
・そば清 正太郎
・青 菜 宮治

いやぁ、面白かったですねぇ。
本寸法の古典落語の正太郎さんと、大爆笑系の宮治さんの競演でした。

ん??
看板のピン? お見立て? 妾馬? 明け烏?……なんのこと?
そりゃわかりませんよね。日常生活には全く使わない言葉ですからね。
全部落語の演目名です。
へぇー、変なの。なんでそんな変な名前?と少しでも思ったら、ちょっと調べてみませんか?
スマホに「落語看板のピン」「落語妾馬」と入力すればたちまちのうちにあらすじがわかります。なんでこんな変なタイトルになったか?も、すぐわかります。
そもそも古典落語の演目名(タイトル)って、最初からきっちり名付けられたものではないんですよ。
最初はタイトルなんて無かった。無いまま淡々と語られてたんです。
で、それがそのうちに、
「ほら、あの噺、あの~、熊の皮の敷物が出てくるやつでさ」とか、
「ほらあの、清さんがそばをたくさん食べてさぁ」とか言ってたのがいつの間にか演目名になっちゃった。
ふ~ん、そうなんだ、……あれ?いろいろ調べてたら、「妾馬」と「八五郎出世」って同じ演目みたいだな?でもなんで名前が違うの?
はい、そこまで調べてきたあなた!
あなたはもう、ちょっとした落語通です。すごいですねぇ。
演目名だけでなく、そうやっていろいろ調べると、落語の中に出てくる古い言葉の意味が少しずつわかってきますね。
先週の会にも、ピン、本卦還り、花魁、おこもり、うわばみ、なおし……古い言葉が出てきましたね。
そんな言葉を知ったところで日常生活には何の役にもたたないけれど、なにかに由来のある古い言葉、古い慣習なんかを知っておくのは、なんとなく心が豊かになって良いものですよ。
そうやって興味をお持ちいただけたなら、ちょっとだけ落語の世界へ足を踏み入れてみて下さいませ。

そして「第二回ひなたの会 入船亭小辰、立川吉笑二人会」
高宮会場 6月3日(金) アミカス高宮 18時30分開場 19時開演
那珂川会場 6月4日(土) ミリカローデン那珂川 13時30分開場 14時開演
前売り 1800円 当日2000円
ローソンLコード 82771
よろしくお願いいたします。

※情報は2016.5.6時点のものです

ずぼら横丁落語あれこれ

 「落語って難しそう」「聴き方がよくわからない」「古い言葉がたくさん出てきそう」…

日本人なら誰でも知っている「落語」という単語。

でも、ひとつの噺を最初から最後までちゃんとじっくり聞いたことがある人は意外と少ないのが、落語。

いえいえ、落語はとっても簡単。肩の力を抜いて気楽に聞けばそれでOK。

のんびり聴いてれば、いつの間にか江戸の世界に浸っているはず。

若いお客様にもそうやって落語に親しんでいただくために、アマチュア落語家 粗忽家勘心がのらりくらりと解説致します。

関連タグ

この記事もおすすめ