森に包まれるテント泊 ~ただ、朝焼けを見るために~

こんにちは。九州・山口の山の雑誌「季刊のぼろ」編集部です。夏といえばキャンプ! かもしれませんが、われわれ編集部からするとそれはテント泊。長い距離を歩くために山中にテントを張ること。しかし今回は、山頂に行くでもなく、お目当ての花を見に行くのでもなく、だた森の中でのんびり過ごすためだけにテント泊をしてきました。これって、実は最高のぜいたくなんです!

大分と宮崎の県境に連なる祖母・傾山系。そのちょうど真ん中に、ブナ林の中にテントを張れる場所があります。登山口は尾平越トンネルの宮崎県側。朝はまだ重い霧がかかっていました。その霧が、荷物をより一層重く感じさせます。

1時間ほどで、稜線に出ました。ここからは、木々の間を行く気持ちのよい尾根歩きです。

テント場に到着。みんな思い思いの場所に自分の家を建てます。木の下がいい人、広々した場所がいい人、みんなと少し離れて張る人、寂しがり屋な人…。テント占いができそう。

テント場から少し離れたところに水をくめる沢がありました。頑張って担ぎ上げたお楽しみを冷やします。冷蔵庫より冷えそう。

夜はシュウマイ鍋です。鍋にシュウマイをぶち込む。以上。山メニューは「うまい」だけでなく、「簡単」が重要なポイント。

夜が落ちてくると、木々のシルエットが浮かび上がり、森はより幻想的な姿に。夜の顔を見られるのもテント泊の魅力です。

山の向こうから朝がやってきました。遠くの山並みまで臨むことができます。さっきまでシルエットだった山が目を覚ましたようです。鳥も鳴きだしましたよ。さあ、日の差す方へ歩き出そう。

(「季刊のぼろ」最新号vol.13でこのルートを紹介しています。)

■季刊のぼろ最新号紹介

夏に山登りなんて暑くてきつそう。そんな夏こそ、森の中を歩きませんか? 九州密着の山歩き専門誌「季刊のぼろ」(西日本新聞社刊)夏号の特集は「さあ、行こう! 森は僕らのワンダーランド」。マイナスイオンを感じながら楽しめるルートをたっぷり紹介しています。今号では、身近な森から海を渡った対馬の森まで、さまざまな森を歩いてみました。そして、歩くだけではなく、キノコや虫、樹木の観察など、立ち止まってじっくり森を見る楽しみ方も紹介。コンクリートジャングルの熱気の中で疲れ切ったあなたを癒してくれる、のぼろ夏号です。

2016年6月17日発売

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※情報は2016.6.16時点のものです

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