便秘を治したい! それなら漢方での治療に注目!

女性にとって便秘は大敵です。便秘が与える影響って?

 冷え性、妊娠や出産、ダイエットなど、女性は便秘になりやすいものですよね。でも、便秘はお腹の張りや痛みなどの症状が出るだけではありません。すっきりしないと精神的にも不安定になりますし、体全体にも影響してきます。まずは痔になりやすくなります。また、便秘になることで停滞した便は悪玉菌が増えやすい環境となり、有害物質が作り出されます。この有害物質は腸管から吸収され、お肌の状態を悪くしてしまいます。また、大腸は刺激を受け続けると粘膜にダメージを受けてしまい、それがポリープやがんの原因の一つではとも言われています。

便秘にはどんな種類があるの?

 一概に便秘といっても、原因によって分類があるということをご存知でしたか?便秘はまず大きく2つに分けられます。「機能性便秘」と「器質性便秘」です。「器質性便秘」は大腸がんなど腸の病気によって起こるものなので、今回は「機能性便秘」について詳しくご紹介します。
 「機能性便秘」にも分類があるのですが、中でも一番悩ましいのは慢性(習慣性)便秘。慢性便秘には、大腸のぜん動運動が低下して便を押し出しにくくなっている状態の「弛緩性便秘」と、ストレスによる自律神経の乱れや下剤の乱用から起こる「けいれん性便秘」、便意を我慢しすぎたりすることで便意を感じるのが鈍くなる「直腸性便秘」があります。

便秘の時に試したい!効果的な漢方薬

 では、便秘にはどのような漢方薬が良いのでしょうか?
 漢方では、便秘になった場合にどのような症状が出るかによって漢方薬を選んでいます。代表的な症状は「お腹が張る」「胃(心窩部)がつかえる」「特に症状はない」などがあります。

■お腹が張って痛む場合:「桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)」
■胃がつかえる場合:「三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)」「附子瀉心湯(ぶししゃしんとう)」
■特に症状はない場合:「大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)」

 一般的な下剤(便秘薬)と異なり、これらの漢方薬は排便に伴う腹痛が起こりにくいと言われています。

 その他の症状に応じた漢方薬も一部ご紹介します。

■「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
 血のめぐりを改善し、ほてりや肩こり、イライラ、月経痛、月経不順、更年期障害などの改善にも
■「大柴胡湯(だいさいことう)」「柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」
 ストレスが多い人の便秘に
■「麻子仁丸(ましにんがん)」
 便がウサギの糞のようにコロコロとして硬い人の便秘に
 

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※情報は2016.6.23時点のものです

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