【Mika Sudo】人間関係の卒業 新しい自分への出発なのかも

3月になると、周囲が徐々に「卒業の季節」といった雰囲気になってきます。

大人の場合、子どもの学校のように何かを卒業「させられる」ことはほとんどありません。でもだからこそ、時には自分で「これはもう卒業しよう」と決めて前に進む必要があるのかもしれません。

わたしはここ数年で何度か「自分で決めた卒業」をしてきました。居心地のよかった職場を離れると決めたときも後ろ髪が引かれる思いでしたが、何よりいちばんつらかったのは、定期的に巡ってくる「人間関係の卒業」です。

出会った当初は仲が良く頻繁に会っていた友人も、お互い仕事の仕方や目指す未来が変わってくれば、徐々にその関係性も変化してきます。休日の過ごし方やお金の使い方が微妙に変わり、一緒にいても「嫌いになったわけじゃないのに、なんだかしっくりこない」。以前は、こういった変化をとてもさみしく感じたものです。

けれど今ではこういった「人間関係の変化」も、ずいぶんと前向きに捉えられるようになりました。誰かと疎遠になる時期には必ず新しい人との出会いがあり、そのときの自分にいちばん「しっくりくる」人間関係がまた築かれるタイミングでもあると気づいたからです。

「人間関係の卒業」は、それまでの自分からの卒業でもあります。もしもあなたの価値観が変わり、最近疎遠になる人がでてきたと思うなら、それは新しい自分への出発の時期が来ているのかもしれませんよ。

from西日本新聞「わたし活性化計画」面

※情報は2014.3.8時点のものです

須藤 美香

1981年生まれ、茨城県出身。京都在住を経て夫の転勤で2008年福岡へ。

「自分で自分をしあわせにできるひとを増やす!」をコンセプトに、講座やワークショップの企画、女性向けのコンサルティングなどを行う。将来への漠然とした不安や焦りで悩んだ20代後半、同じように悩む女性たちがアウトプットできる場所をつくりたいと「福岡ステキ女子委員会」を発足。4年に渡って毎月朝食会を開催している。福岡・北九州の働く女性を応援するサイト「e-avanti」でコラム連載中。趣味は、読書・友人との食事会を企画すること。弱点は、ひとりよがりになりがちなところと戦闘意欲のなさ。「ジョギング始めたいな~」と、ここ2年くらい思ってます。

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