慌てず落ち着いて対処をしよう! 子どもに多い熱性痙攣

子どもが痙攣!わかっていても慌ててしまう

 さっきまで元気だった赤ちゃんや子どもがいきなり痙攣し始めたら…。慌てずに対処できる方はほとんどいらっしゃらないかもしれません。ただ、発熱にともなっておきる熱性痙攣は、10人に1人の割合でおきるよくある痙攣。いざというときに落ち着くためには、熱性痙攣の特徴と対処法を把握しておくことが大切です。それでは熱性痙攣について詳しくみていきましょう。

熱性痙攣ってどんなもの?

 熱性痙攣とは、主に38度以上の発熱に伴う痙攣のこと。たいてい熱の出始めから24時間以内におこります。熱性痙攣をおこしやすい子どもの年齢は生後6ヵ月~6歳で、1/3程度に再発を認めます。遺伝的要因が強く、親に熱性痙攣の既往があればその方のお子さんも発症する可能性は高くなります。

熱性痙攣には、どのような症状があるの?

 熱性痙攣には次のような症状が認められます。

●全身が左右対称に突っ張り、反り返る
●手足が震える
●白目をむく
●意識がなくなる
●唇が紫色になったり顔色が悪くなる(チアノーゼ)
 

こんなところに注意!痙攣がおきたときの対処法

 1回の熱性痙攣で脳に障害が残るということはなく、痙攣も5~10分以内には収まります。痙攣を確認したら、落ち着いて次のように対処しましょう。

●痙攣の持続時間を計る
●横向きにして寝かせる(吐いたものが詰まらないように、首をそらせて気道確保の体位をとる)
●衣服を緩める
●痙攣の様子を観察する(手足の突っ張りが左右対称か、黒目がどこを向いているか)
●痙攣が収まった後の意識状態の確認(痙攣後は泣いたり大人を探したりすることが多い)
※舌をかまないようにとタオルをかませたり指を入れたりするのは、かえって危険な行為なので止めましょう。

 痙攣が収まったら、熱性痙攣かどうかを判別するために、かかりつけ医を受診して症状を医師に伝えましょう。夜間や休日の場合は、意識に問題がなければ次の日を待ってからの受診でかまいません。痙攣の持続時間や痙攣の様子は、診断や病気の判別の大きな手掛かりとなります。また、後述する受診を急いだほうがよい痙攣にも気づけます。

危険!こんな痙攣はすぐに病院へ!

 次のような痙攣であれば早急な処置が必要な場合がありますので、即受診するか救急車を呼びましょう。

●10分以上続く痙攣
●痙攣が収まっても意識が戻らない・嘔吐を繰り返す
●熱が出て2~3日経ってからの痙攣
●6ヵ月未満あるいは6歳を超えてから初めておこした痙攣
●24時間以内に繰り返す痙攣
●手足の突っ張りが左右非対称
 

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ピカラダ/受けようケンシン
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※情報は2016.7.16時点のものです

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