古代文様を装飾した貫頭衣づくりに挑戦!女子考古部

九州国立博物館プロデュース、考古学好き女子たちによる「きゅーはく女子考古部」。今回は、古代の衣装「貫頭衣」づくりに挑戦です!

貫頭衣とは、その名の通り、布の中央にある穴から頭を出して着る衣服のこと。部員たちは、ミシンやハサミを使って衣服作りに励み、各々好みの装飾を施していきます。

顧問から古代文様の講座がありましたが、「直弧文」「円文」「わらび手文」「同心円文」など、いろいろな文様があるようです。

現代でも斬新で洗練されたデザインのように思えますが、いったい、この文様にはどのような意味があるのでしょうか?呪術的な意味や祭事的な意味が込められているのでしょうが、想像を膨らませるだけでも神秘的な気分になります。たとえば、こちらの「珍敷塚古墳」(うきは市吉井町)↓

左上には大きな同心円文、その下にはゴンドラ形の船があり、その船を人が漕いでいる様子が伺えます。太陽の輝く世界から船を漕いで月が支配する来世へ旅立つ人の姿―、死者を送り出す物語が読み取れます。

神秘的でロマンに満ちた古代文様に魅せられた部員たちは、古代人になった気分で黙々と作業を進めていました。

こちらは「チブサン古墳」(熊本県山鹿市)の模様

こちらは「チブサン古墳」(熊本県山鹿市)の模様

時間を忘れるほど夢中になって作り、出来上がった衣裳がこちら!

貫頭衣は古代の人たちの日常着だったでしょうが、今回作成した貫頭衣は「きゅーはく女子考古部」部員の制服になりそうです。

9月以降も、土器づくりや土笛づくり、古代料理の体験など、さまざまな古代体験プログラムが予定されているようです。女子考古部の活動を通して見えてくる古代の生活、文化、そして、ロマン。今後の活動にも目が離せません!

※詳しくは、九博ブログをチェック!⇒http://kyuhaku.jugem.jp/?cid=23

※情報は2016.8.23時点のものです

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