【Mika Sudo】グッバイ、サンクコスト(埋没費用)!

先日、ひとりでぷらりと入ったアイリッシュパブで、いきなりアイリッシュダンスのよさこいチームに入れられそうになりました。そんなに「アイリッシュダンス踊りたい顏」をしていたのか… 。

さて、もうほんの少しで4月。いくつになってもなんだかソワソワ、新しいことをしたくなる季節ですね。(あ、すみません、アイリッシュ関係ないっす)

福岡市・天神中央公園の桜もほぼ満開です!

福岡市・天神中央公園の桜もほぼ満開です!

こんな「新しいことを始めたくなる」季節だからこそ(?)、今日は「サンクコスト」についてお伝えしておきたいと思います。「サンクコスト(sunk cost)」(埋没費用)とは、経済用語で事業に投下した資金のうち、事業の縮小や撤退をしても回収できない費用のこと。

えー、これをみかち翻訳によって変換すると、

「せっかくいままで時間(orお金or労力)かけたのに、ここでやめたらもったいない」と私たちに思わせてしまうことです。(※このへん詳しい方、ニュアンス違ってたらすみません)

 

経済用語というと「なんのこっちゃ」ですが、これってわたしたちの毎日、そして人生のなかでもよくあることだと思いませんか?

たとえば、

 

・ DVDを観はじめたけど、どうもおもしろくない。途中まで観た。やっぱりいまいち。でもせっかくここまで観たんだから、、、(で、最後まで観たけどやっぱりおもしろくなかった)。

 

合理的に考えれば、気づいた時点でスパッと観るのをやめるほうがその後の時間を有効に使えたり、最後にがっかりしたりイライラしなくてすむので精神衛生上もいいわけです。けれど、わたしたちはしばしば、人生でもこの「せっかくここまで、、」をしてしまいます。

 

・ せっかく何年もこの資格勉強をがんばったんだんだから、何としても試験に受からなきゃ、、、

 

・ せっかくこの分野でやってきたんだから、それを活かさなきゃ、、、

 

・ せっかくここまで癒し系キャラできたんだから、これからもそうでなきゃ、、、

 

ひとつのことに努力することを否定する話では、もちろんありませんよ。問題は、あなたのなかで“want to”より“have to”のほうが大きくなっているということです。

19世紀末から建築しているスペインの巨匠ガウディのSagrada Famíliaは2026年完成予定。ここまでくると「サンクコスト」を超えたお話になりますね

19世紀末から建築しているスペインの巨匠ガウディのSagrada Famíliaは2026年完成予定。ここまでくると「want to」「have to」どちらの次元も超えた話題になってきますね

わたしたちは「過去」の延長の自分を生きる必要はありません。過去にどれだけお金も、時間も、努力もかけてしてきたことも、さよならしたっていいんです。キャラだって、もう嫌なら変えたっていいんです(?)。

だって「これから」の人生ほうが大事でしょ。

というわけで、グッバイ、サンクコスト!

「過去」ではなく、2014年春バージョンのあなたがしたいことを、選んでくださいね〜☆

【次回は4月11日(金)更新予定です】

※情報は2014.3.28時点のものです

須藤美香

1981年生まれ、茨城県出身。京都在住を経て夫の転勤で2008年福岡へ。

「自分で自分をしあわせにできるひとを増やす!」をコンセプトに、講座やワークショップの企画、女性向けのコンサルティングなどを行う。将来への漠然とした不安や焦りで悩んだ20代後半、同じように悩む女性たちがアウトプットできる場所をつくりたいと「福岡ステキ女子委員会」を発足。4年に渡って毎月朝食会を開催している。福岡・北九州の働く女性を応援するサイト「e-avanti」でコラム連載中。趣味は、読書・友人との食事会を企画すること。弱点は、ひとりよがりになりがちなところと戦闘意欲のなさ。「ジョギング始めたいな~」と、ここ2年くらい思ってます。

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