女流落語家 アマチュア落語家の粗忽家勘心の「初めての落語」vol.13

こんにちは、アマチュア落語家の粗忽家勘心です。
しばらく時間が過ぎてしまいました、すみませんです。

9月3、4日は台風の進路にヒヤヒヤしながらも 「第4回ひなたの会」を無事に開催できました。ご来場いただいたお客様も都合がつかずお越しいただけなかったお客様もありがとうございました。
べ瓶さんも華紋さんも大熱演で 質の高い落語会にしていただきました。

僕は実は今まで上方落語を聴くとちょっと疲れてしまっていたのです。
「関西弁に疲れるのかなぁ?」「ギャグの連発に疲れるのかなぁ?」
ところが、今回は2日間で8演目を聴きましたが、全く疲れませんでした。
聴きやすかったですねぇ。発声、滑舌、トーン……そんないろいろなものが聴きやすい要因なんでしょうね。
お二人様、そしてお客様、つくづくありがとうございました。

さてさて、「落語にはいろんな登場人物が出て参りまして、
ノーテン熊にがらっぱち、横丁のご隠居さん、人のいいのが甚兵衛さん、バカで与太郎 これだけ出てくりゃあ落語の幕があがるわけでございまして」というこれは定番の落語の出だし。
ホントにいろんな登場人物が出てきますね。
そして、演じる側もいろんな落語家がいます。
お爺さん、オジさん、お兄さん、オバさん、お姉さん……

「そんなの当たり前じゃん、俳優なんか子供もいるよ」
そうですね、そうなんですが、古典芸能はそうじゃないです。
能、狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎……演じる側は全部 男 です。
落語だけ……男も女もいます。
いやいや、「演じる側」だけじゃありませんよ。
後ろで三味線、太鼓、笛を演奏する人達もみんな男。
でもでも……落語のお囃子を演奏する人はみんな女性です。
古典芸能の中で落語だけ(ではないか、講談も)女性が活躍しています。

女流落語家さんもたくさんいらっしゃいますし、女性の真打ちもいらっしゃいます。
落語という古典芸能は、古典芸能にも関わらず女性にも門戸を開いているのです。
これはなぜか?
他の古典芸能が「男だけ」という閉ざされた世界でずっと成り立ってきたのに、落語はなぜ女性が活躍できるのか?
かつて立川談志は、「落語は人間の業の肯定である」と言いました。
これが答えです。
なになに? どういうこと?
はい、ここから先をお聴きになりたい方は、各地の公民館で開催されています粗忽家勘心の「人権落語」あるいは「男女共同参画落語」をお聴き下さいませ。
たまにはマジメなことも話しています(^^)

で、話は元に戻ります。
落語には、先に書きましたが、ノーテン熊にがらっぱちというチャキチャキの江戸っ子が、あるいは老獪なご隠居さんが出てきます。
それを女性が演じるのが難しい。
与太郎なんてのも変にアニメ声で演じる女性もいて、聞いててゾッとします……。
殿様、武士、大旦那、棟梁なんてのも女性が演じるのは難しいですね。
これは仕方ないことなんですね。声の高低、声の質、キャラクター……そんなアレコレが難しい。

ところが「柳亭こみち」という女流落語家さん。
江戸前の啖呵を切ったら男顔負けです。
とある落語家さん曰く、
「こみち姉さんは男の演者ばかりの落語会にひとり混じっても何の違和感もない」
また、他の落語さん曰く、
「僕はこみち姉さんは女流だなんて思ってません」
うわぁ、すごいね、こみち姉さん!


ということで、10月のひなたの会は、この「柳亭こみち」さんが初登場!

「第5回ひなたの会 柳亭こみち、春風亭正太郎二人会」
~柳に風ふく きっぱり小路~
■高宮会場/12月15日(土) アミカス高宮 14時開演
■博多会場/12月16日(日) あじびホール 14時開演
■前売り=1900円 当日=2500円
予約、問い合わせ/070-5813-7965
メール/w07058137965@willcom.com

※情報は2016.9.16時点のものです

ずぼら横丁落語あれこれ

 「落語って難しそう」「聴き方がよくわからない」「古い言葉がたくさん出てきそう」…

日本人なら誰でも知っている「落語」という単語。

でも、ひとつの噺を最初から最後までちゃんとじっくり聞いたことがある人は意外と少ないのが、落語。

いえいえ、落語はとっても簡単。肩の力を抜いて気楽に聞けばそれでOK。

のんびり聴いてれば、いつの間にか江戸の世界に浸っているはず。

若いお客様にもそうやって落語に親しんでいただくために、アマチュア落語家 粗忽家勘心がのらりくらりと解説致します。

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