仕事と育児の両立…40にして迷い、娘とヨーロッパ放浪の旅へ

ご無沙汰しています。

ソムリエの伊藤です。

この夏。私は10年間務めた職場を退社し、働き方や生き方を考え直してみることにしました。

私がソムリエになって10年

ワインと一緒に仕事をするソムリエの勤務時間は夜が中心です。

8年前、第1子を出産した時には「出産したら仕事を辞める」というのがなんとなく暗黙の了解でしたし、お手本になる先輩もいらっしゃいませんでした。

ですが、私は自分が「ソムリエ」でなくなるのが怖かった。

せっかくみつけたやりがいのある仕事。

知識、経験を積み重ねていくのがとても楽しかったのです。

だから、妊娠中からどうやったら仕事を続けられるか作戦を練り、保育園をさがし、シュミレーションし、娘が三か月で職場復帰したんですけども…

その後の大変さは…とても美談になんかできませんし

後輩に「私ができたんだから貴女もできるでしょ」とはいいがたい。

綺麗ごとを抜きにして働く母親でなければわからない様々なハラスメント、子供と一緒にいたい自分のエゴ、時間、子供の発熱などなど…。

あれやこれやひたすら闘った10年間だったんですね。 

そんなに頑張ったのに、仕事仕事であまり子供たちに向き合うこともしなかったためか…恥ずかしながら第2子である息子が物心つく頃から、どうも娘とうまくいかなくなったように思えました。

よその母子がどんなふうなのかはわからないので、なんともいえません。

娘は私に「ママ。大好き」とぺったりくっついていて、私も娘に「娘大好き」と休日はぺったりなので普通といえば普通なのかもしれないんですが…

なんでしょう…

まるで何か作り物のような違和感を感じるのです。

何かの育児書で読んだ…

どこかのテレビでみたような理想の親子関係を形だけ追いかけている、そんな空虚感を感じるようになってしまったんです。 

外で七つだか、八つだかの敵と闘い

子育てに躓く…

「私のやりたいことってなんだったんだっけ?」

「40にして迷っちゃった」私はこの春、突然自分の人生を考え直したくなりました。

思いついたら即行動…さささっと辞表を提出して

私は娘の夏休みに合わせて、私の原点…フランスとポルトガルへの旅を準備し始めました。 

これが恥を承知で申し上げる旅のきっかけなのです。

 

※情報は2016.9.25時点のものです

伊藤 治美さん

2014年度公式ベネンシアドール(スペイン、ヘレス地方の特産品であるシェリー酒の専門職)認定試験に合格。福岡県内で2人目のベネンシアドーラ。シニアソムリエ、チーズプロフェッショナルの資格も持つ。プライベートでは2児の母。

伊藤さんのインタビュー記事⇒https://fanfunfukuoka.com/people/19834/

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