君の名は。145億円か 【サ日記】

 おれの名は。もちろんサニだ。145億円とは縁がニャイ。

 そもそも、この映画はアニメだったのか。釜山映画祭に神木なにがしが行ってるというので、勝手に実写だと思ってた。漫画家の江口達也が「面白くない」と言ったら、炎上したらしいニャ。おれは見ないから、炎上の心配も無し。めでたい限りだ。

 

 だいぶ前の雨の日に来て以来、久々のシロクロ登場。えさを真剣に食べる姿を横でほほ笑ましく見守るおれは、まるで優しい母親のようだ。オス猫だがニャ。

 シロクロは、ウマそうにえさを食べる。きょうは、おれの好物のかつお節と1粒だけだが、貴重品の「またたびドーナツ」も、もらってるニャ。ぜいたくだ。

 実に勢いがある。かつお節は、早く食ってしまわないと、風に吹き飛ばされるからニャ。

 首をよじって食べるシロクロ。真剣に食べとかないと、厳しい生存競争に勝ち抜けニャイから、必死だ。

 しっかり食べた後は、お水だ。やっぱ、このたまり水が旨いんだよニャ。

 腹がふくれると、余裕が出るニャア。しかし、こいつはどこに住んでおるのか。遠出せんおれにはわからニャイ。

 おれも、つられてのんびりしてしまうぞ。

 ただ、ガンを飛ばしているようにも見えるが、この表情がやつなりのお礼の気持ちを表わす仕草だ。「ニャ~ン」と、可愛い声で鳴くぞ。

 じゃあニャ、シロクロ。また来いよ。

 気候が良くなってきたんで、ゴロゴロするのも快適だぞ。実に愉快な朝。

 家に入りたいが、いつの間にか飼い主が居ない。網戸なら自分で開けて入るが、重いガラス戸は、おれには無理だ。

 困ったもんだニャア。他猫の食事をのんびり見守る場合じゃニャかった。

 むむむ、事態が開けない。

 おっ、シロクロめ、けっこう残してるニャア。しばし、これでも食べて待つとするか。

 ふぅ、やっと入れてもらえた。ダイジョブと思いつつも不安になるもんだ。そんな時は、爪とぎをガリガリやって気持ちを落ち着かせる。

 さてと。ソフトバンクの日本シリーズ進出も厳しくなってきたニャア。サッカーの代表戦も、しばらくニャイ。きょうは、何を見ようか。テレビも特番ばっかだニャ。

 村上春樹のノーベル賞受賞でも期待して待つか。ほんとは、漱石先生に取って欲しかったがニャ。

 

※情報は2016.10.13時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

関連タグ

この記事もおすすめ