【福岡の常識】贅沢な通勤・通学に!300円で乗れる福岡の新幹線

新幹線といえば、今でこそ身近な乗り物となっていますが、ひと昔前までは、夢の超特急と呼ばれていた乗り物。金銭面で考えれば、さすがに普段の足代わりに使えるものでもないでしょう。ところが、福岡人の中には、この新幹線を通勤・通学などで、普通に利用する人も少なくないのです。

福岡市のJR博多駅と春日市の博多南駅を結ぶ博多南線。

この路線には、スーツケースを持った旅行客などは少なく、帰宅する高校生やサラリーマンがほとんど。所要時間は、9分程で料金はなんと、300円!新幹線の値段と考えれば、格安です。博多駅の新幹線改札口を通る上、同ホームから出発するので、旅行気分も味わえます。ただ、あっという間に博多南駅に到着しますので、少し複雑な気分もします・・・。

この博多南線、もともとは、新幹線が車庫に向かう回送のための路線でしたが、地元の要望もあり、車庫に併設して営業することになったとか。同線の区間は、バスならば1時間以上かかりますので、やはり夢の超特急と呼べるでしょう。ちなみに、法律上は、在来線扱いで最高速度にも制限があります。それでも、乗車する車両は間違いなく新幹線。電車好きの子供を喜ばせるには、ピッタリの場所だったりします。

しかしながら、言葉の組み合わせによっては、誤解を生みやすい、この博多南線。「予備校に新幹線で通っている浪人生」、「ランチのために新幹線で移動する奥様」、「経費削減のため、あえて新幹線を利用する会社員」など、他県の人からすれば、「なんて贅沢な・・・」といった話になりかねませんので、ご注意を!

※情報は2017.3.2時点のものです

ueryo

新聞記者・編集者を経て、現在は、全く別分野の専門職として独立。 福岡在住は、20年以上。かつては、「天神は庭」と豪語した時代もあったが、現在は、西中洲にひっそりと生息し、たまにネット寄稿する、ハーレー大好き、いい年したライター。

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