子どものコダワリはチャンス!好きをとことん楽しんで苦手も引き上げる、脳の不思議な力「汎化」とは?!

2016年が「金」という漢字で表されたように、リオデジャネイロオリンピックで日本選手のメダル獲得は大いに盛り上がりましたね。

その中でも「ひねり王子」の愛称で知られる白井健三選手のお父さん(勝晃さん)が、あるときのインタビューに語っていた言葉が印象に残っています。

「とにかく、得意(種目)の“床”を思う存分させました。そうすることで、ほかの種目も徐々に上達してきたんです。」

1つの得意種目を好きなだけ練習させたら、他の種目も徐々に上達した。

もちろん、体操競技には特殊な身体機能も関係しますが、実はこれ、トップアスリートだけでなく、人間の脳のもつある力につながる話なのです。

01.得意を伸ばせば苦手も伸びる不思議な脳の力

少し難しい言葉になりますが、脳には「汎化(はんか)」という特徴があります。

どういう力かというと

「ひとつの能力が伸びると、それに直接は関連しない部分の別の能力も伸びていく」

というものです。

ひとつの分野に集中して取り組むと、脳内ではそれに関わる神経細胞のネットワークが強化されていきます。

それにつられて、ほかの部分のネットワークが「最適化」されていくため、このような現象が起こると考えられています。

要するに、得意なことを伸ばしていくと、それにつられて他の能力も伸びていくということ。

白井選手のお父さんの発言と同じですよね!

02.子どもの得意を伸ばすと、他の能力も伸びてくる

脳が日々爆発的に成長している子どもは、この汎化が顕著です。

例えば、車が大好きな子どもは車種をすぐに覚えてしまいますよね。

レクルンの生徒でも最初は「バス」「タクシー」ぐらいだったのが、「ゴミ収集車」「タンクローリー」に広がり、とうとう「コンクリートミキサー車」とか「冷凍ウイングトラック」などマニアックな車種まで覚えていることに驚かされました!

「もっと使い道があるものを覚えてほしい」と、つい親は思ってしまいますが(笑)、とことん親しむうちに色や形だけで車の違いを見極める観察力や育まれたり、車図鑑を声に出して読む中で書かれた文字が読めるようにさえなっていきます。

ひとつの「得意」を伸ばしていく中で、意識しないうちに他の能力が底上げされていくのだといえます。

03.得意を伸ばすことは自信を育てることに繋がる

小さいときほど、子どもは好きなものへのこだわりが強いものです。

なので「好きなことしかしない」とは思わずに、そのこだわりを「高い好奇心」ととらえ、徹底的に楽しませてあげるのも一つの方法です。

また、オリンピック後、白井選手は「まだ伸びしろがあることは自覚しているので」と頼もしいコメントをしていました。

ひとつの得意を伸ばすことは純粋な自信を育てることにもなります。そして、その自信もひとつに収まることなく、子どもがあらゆることへチャレンジする原動力になってくれるのです。

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<参考文献>

瀧 靖之著(2016)

『16万人脳画像を見てきた脳科学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)P98-101

※情報は2017.1.18時点のものです

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