ガミガミ言わずに子どもが変わる “できほめ”4ステップのススメ

穏やかな年明けから一転、冬らしく冷え込んできました。

先日、コート・マフラー・手袋の完全防備なのに風がつらい…と歩きながら、ふと思い出したのが、イソップ童話『北風と太陽』の話です。

旅人のコートをどちらが脱がせることができるか勝負した北風と太陽。

北風はコートを吹き飛ばそうと風を吹きつけますが、旅人はますますコートを着込んでしまいます。

それに対して太陽が温かく照らすと旅人はコートを脱ぎ捨て、太陽の勝ちとなった――という有名なお話ですが、これを子育てに置き換えると、太陽になるのは難しいよなぁと思って切なくなりました。

気がつけば、子どもに対して温かく見守る“太陽時間”より、厳しく言ってしまう“北風時間”のほうが多くなりがちですよね。

 

そこで今回は、ガミガミ叱らなくても、親が望む方向に子どもの行動を導ける秘訣をご紹介します。

できたときに褒める作戦――略して“できほめ”。

大人の言葉を理解し行動できるようになる2歳後半くらいからのお子さんに参考にしていただければと思います。

今回は「おもちゃを乱暴に片付けるのを直したい」と言うケースで考えてみます。

01.作戦成功のための親の準備

“できほめ”を成功させるには、親御さんの心の準備が必要です。

・毎回ガミガミ言わない

・信じて待つ

まずはこの2つを心に決めて下さい!

 

02.子どもに望む行動を親自身が明確にして子どもに伝える

次にお子さんに望む行動が何か、親御さん自身が考えてみましょう。

そして、考えたことをお子さんがわかるように具体的に伝えましょう。

今回は「おもちゃを丁寧に片付けてほしい」なので、

「おもちゃ箱に入れる時は、投げて片付けると壊れちゃうから優しく片付けてね」

のように具体的に伝えましょう。

03.最初に一度伝えて、あとは少しの間我慢する

親は最初に1度伝えて、少し我慢してみて下さい。

なぜかと言うと、親御さんが気になる度にお子さんに注意していると、お子さんが言われ慣れて聞き流すようになるからです。逆に一度しっかり褒められたことは強い印象として心に残り、その後の行動に影響を与えるようになります。

片付けるたび「投げて入れないで!」「ここじゃないでしょう!」と叱るのではなく、お子さんに一度伝えたあとはじっと観察。その日は何も変わらないかもしれませんが様子をみましょう。

次の日も一度伝えてあとは観察。

何にも言わない日があっても構いません。

 

04.できたときにすかさず褒める“できほめ”!

そうやって、やがてやってくる「できるとき」を待ち、その時がきたらすかさず褒める!

大げさなくらい褒めましょう!

「そんなの当たり前でしょう?」と思われるかもしれませんが、案外「今の良かったよ!」とすぐに褒めることってできなかったりするんです。

褒め方は「やればできるじゃない」と合格点をあげるような言い方よりも、「ママ嬉しい!」のような親御さんが感じた気持ちを伝えるとより効果的です。

お子さんがある日(たまたまでも)丁寧に片付けられたときを見逃さず、

「今のお片付け、とっても優しかったね!」

「ママうれしいなぁ」

と大いに褒めてましょう。

ポイントはおもちゃたった1個でも丁寧に片付けられたときでも褒める!

 

一見遠回りに感じますが、“言って聞かせる→見守る→ほめる”のステップで根気強く取り組んでみましょう。

そして、この働きかけの最もいいところは、褒めている親もうれしいということ。

親子で幸せなしつけ、“できほめ”。

ぜひ実践してみてください。

※情報は2017.1.26時点のものです

楽しくて賢くなる子育てノート 幼児教室「レクルン」

福岡天神の1~3歳向けの幼児教室「レクルン」の平田です。
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