世界遺産登録候補「沖ノ島」ゆかりの宗像遺跡を巡ってみた

九州国立博物館で特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」が開催中ということもあり、今回の「きゅーはく女子考古部」は、宗像・沖ノ島と関連のあるコースを巡る宮地嶽古墳と津屋崎古墳群バスツアーを実施しました。

まずは福津市にある手光波切不動古墳(てびかなみきりふどうこふん)へ!

民家の敷地内にあり驚いたのですが、なんと!ここから金銅製の馬具などが出土しているそうです。

石材の大部分は玄武岩で、個々の重量は約0.5t~7tと推測されるそうです。驚きなのは、岩石学的調査の結果、これらの石は沖合い10kmにある相島(あいのしま)から運ばれたということが分かっていること。こんな重たい石をどうやって古代の人たちが運んできたのだろうと想像すると、不思議な気がします。

続いて、嵐のCMでも話題となった宮地嶽神社へ!

ここから眺めた参道を一直線に照らす夕日のCMが話題となりました。

ここから眺めた参道を一直線に照らす夕日のCMが話題となりました。

宮地嶽神社には、横穴式石室古墳があります。

言われないと古墳だということに気が付かないかもしれませんが、こちらの古墳の中に奥の宮不動神社が祀られています。普段は入れないのですが、年に3回入ることができる機会があり、ちょうどこの日は御開門に当たる初不動祭でしたので、中へ入りました。外観のイメージとは違い、中は奥行きがあったのですが、この石室の長さは全国第2位だそうです。

外から見ると古墳の大きさが分かります。

続いて、津屋崎古墳群へ。

これまた「古墳だよ」と教えてもらわないと単なる丘のように思えるのですが、立派な古墳です。

逆サイドから見た古墳

逆サイドから見た古墳

なんの看板も案内文もありませんでしたが、こんなにのどかな風景に立派な古墳が溶けこんでいるなんて。。。

津屋崎古墳群というように、津屋崎には前方後円墳が20基確認されているそうです。中でも全長約80mと最大級なのが、「須多田天降天神社古墳(すだたあまふりじんじゃこふん)」。

全体はこのような形をしているそうです。

大きいですねー。こちらの古墳からは、王墓のみから出土する埴輪の一部が見つかっていて、特別展にも展示されています。残りの一部も見つかるのではないかと思い、探してみる部員もいましたが、残念ながら見つかりませんでした。

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