イマジネーションを広げてくれる「宗像・沖ノ島と大和朝廷」@九州国立博物館

古代から1600年守り続けられてきた「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県宗像市、福津市)。

中でも沖ノ島からは8万点の国宝が出土し、いまだに多くの国宝や重要文化財が沖ノ島に眠っています。

発掘調査で出土した文化財は、古事記や日本書紀の記述と照らし合わせ、伝承と史実の整合性を調査するそうです。「死者が黄泉の国でも食事をする」と考えられていたことが、サザエがはいった器やちいさなかまどが一緒に埋葬されていたことから裏付けられるように。

現在、九州国立博物館で、特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」が開催中です。

展示では、神に自分たちの願いをきいてもらおうと宝を奉納したり、性別に関わりなく、勾玉や金製の指輪などアクセサリーをつけ、熊本と福岡の豪族でより大きな土器や、豪華な宝物を張り合っている様子、中国や朝鮮半島との交流によってもたらされる宝物の品々を取り入れる姿など、神に畏敬の念を抱き、祈りを捧げ、人よりもっと良い物を得るために競い合い、オープンに他の文化を吸収し、自国のものにしようと努力する姿勢、古代から現代へと移り変わる中でも、変わらない人間の心が見えてくるのです。

土器や鏡の展示品にとどまることなく、イマジネーションを広げてくれる、「宗像・沖ノ島と大和朝廷」@九州国立博物館

展示終了は3月5日(日)までです。

残り少ない会期中に、どうぞ足をお運びくださいませ。

 ※写真は九州国立博物館の許可を得て撮影したものです。

※情報は2017.2.28時点のものです

九州国立博物館

住所福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
URLhttp://www.kyuhaku.jp/

灰塚 鮎子

Ayuko Haitsuka 灰塚鮎子/株式会社Elephant代表

遊び心とひらめき、クリエイティビティを大切に。

「美は精神にこそ宿る」をモットーに。

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