「TIERご祝儀袋」発売申し上げます。Vol.8【水引ご祝儀袋】

3月になりました。
「またね」「はじめまして」「おめでとう」という声があちらこちらで聞こえてくる季節、そんな時に必要なものが「ご祝儀袋」ではないでしょうか。

有難いことに、「TIERのご祝儀袋はどこで販売していますか?」とのお問い合わせをこれまで沢山いただいていました。しかし何かピタっとこなくて作っていなかったのですが「これだ!」という素材、職人さんに出逢うことができて、昨年末にようやく形になりました。

『紙漉き職人・水引職人とつくるご祝儀袋』
目指すところは「上質のマイスタンダード」。

20代、30代前半に比べて結婚式への出席は減少しているものの、やはり時折必要な祝儀袋。
年齢を重ねるにつれて、かわいいものでは釣り合わない、いわゆる「普通」では物足りない、必要な時に迷いたくない、ご祝儀袋を使うならばコレだと決めたい。
自分自身がそう思うように、もしかしたら同じように感じている人は多いのかもしれないということが「紙漉き職人・水引職人とつくるご祝儀袋」の始まりでした。

これまでメーカーへのご祝儀袋デザイン提供の経験なども通し、実際に市販のものを購入して気になる点もありました。

例えば、包み紙を開くと入っているグレーの厚紙。もしかしたらこの存在にお気付きでない方もいらっしゃるかもしれませんね。友人に「あの厚紙は入れたままで良いの!?」と訊かれ愕然。でも確かに、厚紙を抜くと包み紙の張りが弱くなり頼りなさ気になってしまう。コスト面などの問題で各社さまの工夫は分かるけれど、だけどやっぱり少しがっかり感もある。
「〇〇和紙使用」と謳われている商品を開けてみると、包み紙は立派でも、大量生産の短冊と中袋用の封筒、ちょっとちぐはぐ!?
ならば!自分で作るのであれば理想に近づけたい!本物の素材を使いたい!
という気持ちでした。

TIERが考える、スタンダードで毎回使いたいご祝儀袋。
それは、作り手のこだわりが垣間見える、ずっと着ていたい上質の生地で作られた洋服を選ぶ感覚です。

和紙は楮繊維のみでつくられた手漉き和紙。このご祝儀用のために厚さを吟味し漉いていただいています。本来は楮繊維のみの和紙は印刷機を通すことが難しい中、職人さんの立ち合い調整のもと、お陰様で短冊も形になりました。もちろん中袋も手漉き和紙での折型のものとなっています。

水引は、宮内庁御用達の水引職人の手によるもの。宮内庁のみで使用される特別な水引と同じ手法で、TIER用オリジナルとして何度も試作を重ねていただき時間をかけて作っていただきました。ふっくらとした風合いは一味違います。

職人の皆さまにはこのご祝儀袋への想いに共感いただき、和紙も水引も特別にあつらえていただきました。紙を折る時、水引を結ぶ時、素材から放たれるオーラが本当に凄く、職人さんが丁寧に大切に仕上げて下さったことを否が応でも感じます。
それらの素材を合わせ、贈る目的に応じた結びにてTIERがひとつひとつ形にしてお届けします。

紙漉き職人、水引職人、水引デザイナー兼職人。
3名の職人が作り出すご祝儀袋。
是非一度お手に取ってみてください。
あなたの「マイスタンダード」となれましたら幸いです

<お取扱い店>
CIBONE
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-25オリックス南青山ビル 2F
2F 2-27-25 MINAMIAOYAMA MINATO-KU TOKYO 107-0062
OPEN  11:00-21:00
TEL    03-3475-8017

 

※情報は2017.3.3時点のものです

長浦ちえ

水引デザイナー。水引と紙、伝統と現代、ヒトとヒト…そんなモノやコトを結びつける視点でモノ作りに携わる。水引を中心としたプロダクトや広告など、企画・開発・デザインなど幅広く手がける。  著書に『手軽につくれる水引アレンジBOOK』(エクスナレッジ刊)

http://www.tiers.jp/

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