長崎街道シュガーロードの歴史をおいしく学ぶスイーツ勉強会

3月10日の「砂糖の日」に合わせ、「九州スイーツ勉強会~長崎街道シュガーロードの歴史を学ぶ昼下がり~」が3月10日、福岡市中央区渡辺通の電気ビル共創館で開催されました。

「シュガーロード」は、かつて外国との唯一の貿易港であった長崎から始めて砂糖が輸入され、長崎街道を通って江戸に運ばれたことにちなんで名づけられています。長崎、佐賀、福岡の長崎街道シュガーロードの各地では全国的にも有名な銘菓が数多く誕生しています。スイーツ勉強会では、各地の銘菓を楽しみながら美味しく歴史を学びました。

第1部では、料理研究家の脇山壽子さんが「長崎街道シュガーロードの歴史“出島からシュガーロードを通って全国へ砂糖と共に花開いたお菓子や食文化”」と題して講演。

16世紀後半、ポルトガルとの貿易が盛んになり、出島を通じて砂糖や南蛮菓子の製法が長崎に伝わりました。日本語として日常的に使っている「金平糖」「カステラ」「天ぷら」「タバコ」などはポルトガル語に由来するそうです。

その後、18世紀以降はオランダや中国との貿易が盛んになり、さらに大量の砂糖が輸入されます。当時の出島は「砂糖島」と呼ばれるほど大量の砂糖であふれていたそうですが、多くの日本人は砂糖をまだ口にしたことがなかったそうです。そんな特別な場所だった長崎では、高価な砂糖をたくさん使うことが最高のもてなしとされました。かつて「長崎の遠か」という言葉があったそうですが、その意味は「砂糖が足りない」ということで、長崎=砂糖であったことを物語っています。

講演のトークセッションでは、砂糖が食品を腐敗から防ぐ防腐剤の役目を持つことや、リラックス効果があることなどについても紹介されました。

脳の食べ物はブドウ糖ですが、ブドウ糖と果糖からできている砂糖は脳の一番良い食べ物だそうです。甘いお菓子を食べるとホッとしたり、疲れがとれたりすることがありますが、ストレス軽減の効果もあるようです。実際、すぐに夜中に起きてしまう認知症の高齢者に寝る前に牛乳と砂糖を飲ませたところ、ぐっすり眠りについたというエピソードも披露されました。

第2部では、参加者がチームになって長崎街道シュガーロードのマイMAPを作成するワークショップが開かれました。テーマは「1泊2日で4自治体を訪れるなら?」。参加者は、長崎、佐賀、福岡の3県から8自治体のスイーツを楽しみながら、シュガーロードを巡る旅についての話題で盛り上がっていました。

ぜひみなさんもシュガーロードの観光地巡りをお楽しみください♪

長崎街道シュガーロードについてもっと知りたい方はこちらをチェック⇒http://sugar-road.net/

 

※情報は2017.3.11時点のものです

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