子どもをくずらせないための「先に伝える」コミュニケーション力

「出かける前に遊びだすとやめられない」

「買い物で、いつも行くお店に寄らずに帰ると怒りだす」

無理矢理親の行動に合わせると、ぐずって大変ってシーンはよくありますよね。

私たちの教室では、お母さま方に「子どもは“今”を生きている存在なんですよ」とよくお話をします。

これは、単純に子どもは「時間」を意識せずに生活しているという意味です。

大人は、毎日を時間という制限の中でやりくりしていますが、子どもは時間が流れていることもほとんど気にしてはしていません。

遊んでいる楽しい時間はずっと続くと思っていますし、「昨日」と「今日」が違うということも明確には理解していないので、昨日したことは今日もできると思っている場合もあります。

子どもは時間に対する感覚が未熟なので、大人が「先のこと」をちょっと話してあげるだけで時間の感覚が育ち、ぐずらず行動させることができます。

今日はよくある3つのシーンを取り上げてみます。

01.次の行動や予定を話して、今していることを終わらせる準備をさせる

子どもは今していることを、大人のようにスパッとやめることはなかなかできません。

楽しいことなら、なおさらです。                                                                             

この場合のポイントは「おしまいのちょっと前から声をかける」ことです。

ご飯ができて「はい、やめ!」となると、すぐにやめるのはなかなか難しいものです。

「そろそろできるよ」

「今からお片付けしてるとご飯にピッタリ間に合いそうだよ」

「ご飯ができたよって、呼んだらすぐお片付けしてくれる?」

などと、子どもに準備の時間をあげてください。

さらに言えば、食事の時の場合、

「〇〇くんとご飯一緒に食べれないのイヤだもん」

と理由もつけるといいですね。

そうすることで、子どもにとってその約束が、時間という物理面だけでなく、お母さんの気持ちという感情面の2つの側面で理解されることになります。

きちんとできたら、もちろんしっかりほめましょう。

このくり返しで、自分の行動を時間や予定に合わせるという意識を育てることができます。

 

02.明日の予定を話すことで、朝から少しずつ準備させる

例えば私たちの教室(レクルン)に行く日の朝で考えてみます。

まず、前の日に「明日はレクルンに行く日だよ」と話しておくと良いでしょう。

そして、朝起きたら、もう一度「今日はレクルンに行くからね」と話し、準備をします。

今から出かけるということをきちんと話すことで、お母さんがテキパキと急がせる理由を子どもなりに理解します。

この場合も「間に合わないと困るもんね!」と気持ちを伝えてあげるといいですね。

数字が読める子であれば「長い針が6になったら行くよ」などと具体的に言うのも効果的です。

 

03.いつもと違う行動をする時は、「今日は○○はしない」と伝えておくことで、子どもの心の準備をさせる

子どもは、今を生きるとともに、思い込みで生きがちな存在でもあります。

例えば、お出かけをしていつものデパートに入ったとします。

普段は、おもちゃ売り場で遊んで帰るのですが、今日はお母さんは別の用件で来たので、おもちゃ売場に寄るつもりはありません。

こういう時は「今日はおもちゃのところには行けないんだ」と、先に伝えておいてあげてほしいです。

何のおもちゃで遊ぼう!とワクワクしている子からすれば、当然のように「さて帰るよ」と言われるのはビックリですし、ぐずりがちです。

いつもと違う行動をするときは、前もって子どもに「心の準備」をさせてあげてください。

また、春から未就園クラスや保育園に行くなど、環境が変わる子も多いはず。

初めてのことは子どもにとっては大きな不安を伴います。

「明日は幼稚園で~をするんだよ」「お母さんはあとでちゃんとお迎えに来るからね」

など、できるだけ詳しく話してあげると、先のイメージがつき、安心できます。

 

「先を伝える」という親子のコミュニケーションは、赤ちゃんのころから始めていただいてかまいません。逆に早く始めるほど、子ども自身にも先を考えるという感覚が身につくので入園後や入学後の集団生活がスムーズになります。

一度にいろいろと話すと混乱しますので(笑)、1つずつ、子どもが理解できるレベルから伝えてみてください。

▼3月末までの春のプレミアムキャンペーン実施中!まずは無料体験をお申込み下さい!

 http://www.recrun.net/campaign

※情報は2017.3.23時点のものです

楽しくて賢くなる子育てノート 幼児教室「レクルン」

福岡天神の1~3歳向けの幼児教室「レクルン」の平田です。
育児のワンポイントアドバイス、手作り知育おもちゃの作り方、などご紹介していきます。
幼児教室レクルン:http://www.recrun.net/

◆不定期更新

関連タグ

この記事もおすすめ