ローズマリーの刺激~『Salon de verte』~緑のアロマ部屋vol.4

こんにちは、看護師・アロマセラピスト 緑です。

連休明けからの、、5月病?でちょっと困っている、そんなあなたへ。

 

今回のおすすめの香り ローズマリー。

ローズマリーは、ハーブの中でも有名で、お肉料理にもよく使われています。

ハーブ!って感じの青々とした草っぽい香り。

清々しい、少し刺激のある香り、樟脳のような強い香りなどと表現されています。

 

覚醒のオイルとして知られ、低血圧の方をシャキッ!とさせてくれたり、体を温めてくれます。

やる気を出す手助けをしてくれることも。

肌を若返らせるといわれ、引き締め効果も。脂性肌、髪の毛、フケ予防にもよいとか。

ローズマリーは記憶力を高めてくれるので、集中して資料作成や勉強する時に使ってみては?

試験の時に、ローズマリーの精油を1滴たらしたティッシュを、ハンカチで包んでお守りに。

試験中「…うー、昨日勉強したけど出てこない(泣)」という時に、ローズマリーの香りを嗅いでみると、…情景がよみがえって思い出すかも。

(注:香りが記憶を呼び覚ますので、試験の時だけ嗅いでも出てこないかと(笑) ポイントは嗅ぎながら勉強です!)

やる気ない子にはもってこいのローズマリー

ローズマリーの香りは、ある患者さんとご家族を思い出させてくれます。

ご家族に、とても愛されていた患者さん。

病室をノックして「こんにちは」とごあいさつすると、

ご家族が、「アロマの人が来てくれたよ!」と患者さんに教えてくれていました。

「今日の香りはどうでしょう?」と精油を鼻に近づけると、にこっと微笑まれる。

その反応で、ご家族もまた笑顔になっていました。

笑顔が笑顔を呼び、幸せな雰囲気に包まれます

そんな中、少しずつ、患者さんの眠っている時間が長くなってきていました。

「最近、呼びかけてもなかなか目を開けたり、返事をしてくれなくなってきた…」

「ねえ、臭くてびっくりして、目を開けてくれるような香りってないかな?」

ご家族から笑いながらたずねられて、ふと思いついたのはローズマリー。

(臭くて…ではないです。)

 

元々リウマチがある患者さんに、関節痛や炎症にもよいとされるローズマリーはいいかも。と思っていましたが、

ご本人の好きな、リラックス効果のあるラベンダーやオレンジを使うことが多かったのです。

 

「じゃあ、ローズマリーはどうでしょう?」と香りを近づけてみたところ…眉間にシワを寄せられました。

あー、ダメな香りやったみたい。

 

それでも。

ご家族は「あ!今わかったね。」「どう?臭かった??」と嬉しそうに話しかけられていました。

 

聴覚は、最期まで残る感覚器として知られていますが、触覚、嗅覚もそうなのです。

ちゃんと伝わっているのです。

ローズマリー

ローズマリー

付き添っているご家族にも、好きな香りを確認してハンドマッサージを行い、リフレッシュしていただくこともあります。

触れられる感覚を体験され、「マッサージって気持ちいいねー。すごいね!」と、一緒にマッサージをしてくださるようになりました。

家族旅行の思い出話をしながら、笑顔でハンドマッサージをしているご家族の姿。

そして、それを受けている患者さんのお顔は、とてもとても、穏やかに見えました。

私の大切な記憶です。

 

このコラムを書いていて、もうひとつ思い出したこと。

昔々、私が看護学生だった頃、他の実習グループの友人が、意識のない患者さんにアロマセラピーを使った。と聞いたことがありました。

コミュニケーションが取れない患者さんにどう接するか、看護学生にとっては大きな課題でした。

アロマセラピーという言葉を、初めて意識した瞬間だったかもしれません。

嗅覚の刺激。ローズマリーの刺激。

ついぼーっとしてしまう時に、いかがでしょうか?

(高血圧、てんかんの方、妊娠中の方にはおすすめできません)

 【次回は5月30日に更新予定です】

※情報は2014.5.16時点のものです

池田 緑

看護師・アロマセラピストとして活動中。
福岡市内 椎名マタニティクリニック 柳川市 清和会長田病院 を中心にメディカルアロマセラピーを行う。
岩田屋コミュニティカレッジ 「メディカルアロマセラピー講座」などで、自分自身も楽しみながらアロマの奥深さを伝えている。
池田さんのコラム連載はこちら⇒https://fanfunfukuoka.com/tag/salon_verte/

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