糸島よかとこ ~海と山とおいしいものがいっぱいのサ日記~

 姑息な猫のサニだ。

 最近全国ネットのテレビの旅番組でもよく紹介される糸島半島在住の人がメールをくれるようになった。

 それに乗じて、いわゆる「SEO対策」で検索にひっかかりやすいのではニャイかと、タイトルに「糸島」を入れてみた次第だ。

 以前、金正男氏を殺害したとされる、シティ・アイシャ容疑者の名前をタイトルに入れたら、キーワード検索のかなり上位に来てたらしい。おれの作戦勝ちだ。アクセスを増やすためには、ニャンでもする。

 

 先日も、「シューイチ」という日曜朝の番組で糸島に司会者二人がやって来て、海鮮丼だのなんだの食べ回っていた。次回も博多の特集で、2週連続福岡の紹介だ。

マイペースなおれは、番組をよそに毛づくろいに余念がニャイ。

うまそうに、食ってんニャア。

 ふ~ん、うにかあ。おれはうには食べん。やわらかい食べ物は、ちゅ~るかカルカンで十分だ。ちょいとゼイタクに慣れてきた自分を戒めてるところだ。

 で、その糸島市にお住まいの方は、前に「落ちないキットカット」に応募してもらって以来、原稿用紙のマス目を埋めた様々な文章を送ってきてくれる。

 下は、飼い主Jの「カレーほーろー記」というブログを読んだ後、書いてきてくれた内容だ。「ある職場での心温まる話」という説明がある。

  ↓     ↓    ↓

 「ねぇ、U子ちゃん、今日のB美のお弁当見た?」「見てない」「初めて見たけど、ご飯の上に塩さばが一切のっているだけなのよ」「あぁ、この間、私が見た時はご飯の上に缶詰のいわしが一匹のかってるだけ。普通、ご飯コーナーとおかずコーナが分かれているけどB美の弁当ってご飯とおかずを一体化させているんだね。それに彩にたくわんぐらい入れればいいのにさ、いわし一匹のみだよ。おまけにご飯は黄ばんでいたね。炊きたてじゃないんだ」「今までB美全然お弁当は持ってこなかったわよね」「最近作るようになったんだ」「あの人お料理とかするの?」「2週間ほど前、朝地下鉄から出て、会社にむかっていたら,B美が後ろから急いでやって来て、昨日カレーを作ってその残りを朝から食べて来たって嬉しそうには話すんだよ。へーっ、朝っぱらからカレー食う人っているんだなって驚いたね」「U子ちゃんに私カレー作ってますって自慢したかったんじゃないの。ところでB美の作るカレーってどんなカレーかしら?」「ハウスバーモンドカレー辛口じゃないの。りんごとハチミツ入れるのかな?」「入れないわよ。あの人まめじゃないんだから」「そうだよね。私達ってちゃんと入れてるよね」「当たり前よ!」

 「あれB美ちゃん、今から帰るの?だったら一緒に帰ろう」「あっ、U子ちゃん、帰りましょうか」「この間のライオンキングよかったね。B美ちゃんのおかげで2000円で見れたから。一番後ろの壁際だったけど、中央の席だったもんね。舞台全体が視野に入ってよかった。あんないい席2000円でなかなか取れないよ。やっぱりB美ちゃんの力だね」「私会員だから」「そう、すごいんだ、ところでB美ちゃんこの間、カレー作って食べたって言ってたけど、何カレー?ハウスバーモンドカレー辛口じゃない?」「いいえSBディナーカレーですよ。中辛ですね」「やっぱりりんごとハチミツ入れる?」「ぷ~っ、なんですかそれ。普通カレーにはそんな物入れないでしょう」「西城秀樹さんがりんごとハチミツって言ってたよ」「それハウスバーモンドカレーでしょう。うちはSBディナーカレーだから」「そうなんだ」「今度博多座でレ・ミゼラブルがあるんですけど、行きませんか。3階のいい席が3,000円で取れますよ」「そう、多分いいと思う。じゃまたね」

 家に帰り、U子泣きながら電話をかける。「ねぇL江ちゃん聞いて、私今日帰りにB美から笑いもんにされたんだよ。カレーにりんごとハチミツ入れるかって聞いたら大笑いしてうちはSBディナーカレーですよって高飛車に言うんだよ。ものすごく悔しくて涙が止まらない」「上等じゃないの!今度B美に会ったら白黒つけてやるから、もう泣かないで!」

 カレーの達人J様、L江・U子(ハウスバーモンドカレーりんご、ハチミツ入)対B美(SBディナーカレー中辛)どちらに軍配があがると思いますか?

 

 以上だ。心温まる話といいつつ、最後は質問になってるじゃニャイか。Jにきいたら、「どちらにも軍配は上がらん」とすげなかった。

 Jは、子どもの頃から辛いカレーが好きだったので、印度カレー派として育ったらしいからニャ。でも、S&Bのディナーカレーも好きみたいだ。バーモントもニャ。ことカレーに関しては、万能を自認してる。さっきの女性(※仮名・糸島住子さんとしよう)の文中、「朝からカレーうんぬん」出てくるが、Jは朝昼晩カレーでもOKな奴だ。

 それにしても、なぜ原稿用紙のマス目に書いてくる?糸島住子さん。

 きのうのサ日記は、野暮用があったので、あわてて書いて、おれの写真も1枚しか無かった。それも、えさを食べてるのを上から撮ってるんで、顔が見えてニャイ。

 きょうは、ちょいと写真多めに見せるわ。

 この場所にゆったり座ってる時のおれは、「百獣の王」のカンロクがある、と飼い主たちは言う。

 にらみを利かせた顔も、シーサーみたいでご利益がありそう、と有り難がられる。

 たまには、こげなマヌケな顔にもなる。まあ、あんまりスキの無いのも嫌われるからニャ。猫も人間も。

 これは、哀愁。七変化サニだ。伏せ目がちなジェームズ・ディーンの感じだ。

 しかし、飼い猫になって良かったとも思う。外に居て、こんなに手を伸ばす無防備な姿勢は危険だからニャ。自由か安全か、どっちかを取ればどっちかを捨てニャならん。夏目漱石の苦悩もわかる気がする。

 上とほとんどおんなじような写真だが、よりダラケ度が増している。

 もう本格睡眠寸前だニャ。

 そういや、こげなガチャがあったという。「徹夜ねこ」、ありえニャイ。もっといえば、「徹昼ねこ」もありえニャイ。おれたちは、眠って癒すのも仕事だし。

 飼い主は、せっかくおれがぐっすり眠ってるのに、意味も無く名前を呼びやがる。「サニっ、サニっ」。ねこなで声だ。無理矢理起こすから、上京把握が難しい。

 うぅっ、もう耐えられん。眠りという深い深い淵に吸い込まれるぞ。

 夢の中でも、こんニャ具合に寝そべるおれ。

 こんだけ写真を載せたから、きょうはご勘弁を。またニャ。

 

※情報は2017.4.5時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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