【N氏の観劇日記】ガラパ公演「星降る夜になったら」(2013年初演版)

5/3はキャナル劇場でガラパを観よう!「星降る夜になったら」(2013年初演版)レポート☆

地元の人気劇団「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」(=通称「ガラパ」)が、来たる5月3日(水・祝)にキャナルシティ劇場初進出を遂げる。

上演作品は、2013年5月に第7回福岡演劇フェスティバル参加作品としてイムズホールで上演された「星降る夜になったら」。あの名作がスケールを増して帰ってくる。

そこで、2013年初演時の観劇日記を紐解いてみた―――

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2013年5月10日(金) 19時開演

万能グローブ ガラパゴスダイナモス「星降る夜になったら」

@イムズホール

この作品はとある山小屋で同じ夜を過ごすことになった19名の男女による青春活劇である。

その冒頭、めまぐるしい場面転換と次々と舞台上に現れる多彩な登場人物により、観客はまるで数千ピースに分解されたジグソーパズルに直面したかのような困惑を覚える。

しかし、間もなくしてその困惑が杞憂だったことに気づくことになる。

川口大樹という名手による巧みな演出とストーリー展開によって、その膨大なジグソーパズルがすさまじいスピードで埋められていくのだ。

キャラクターを映し出す個性的な衣装を身にまとい、舞台の中を所狭しと躍動する登場人物たち。まるでポップアートの展覧会を見ているかのような心地よさ。

そしてテンポよく畳みかけられる台詞。まるでフルオーケストラの協奏曲を聴いているかのような高揚感。

こうした視覚的・聴覚的な効果により、劇場の空気が均一化され、役者と観客の一体感が生まれる。

さらに特筆すべきは、この舞台の登場人物すべてに共通する「前向きさ」「温かさ」「大らかさ」「人懐っこさ」。これはまさに博多っ子の気質そのものだ。

この「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」という劇団の巧さ、面白さは人種や国籍を超えて万人に愛されるはず。なぜなら、中世から国際交易都市として大いに栄えた博多ならではのDNAが芝居の中に通っているから。今後、東京や大阪といった国内の大都市だけでなく、世界の舞台へと羽ばたいていってほしい―――。

気がつくと、開演から2時間半が経過していた。

エンディングの曲が流れ、「星降る夜になったら」というタイトルの壮大なジグソーパズルの完成を見たとき、胸の中に95%の爽快感と5%の寂寥感、まさに青春の風景が広がった。

夜空に燦然ときらめく星たちの素敵な魔法に、そして「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」の大いなる魅力に、心地よく酔いしれた夜になった。

「星降る夜になったら」キャナルシティ劇場公演 チケット発売中!

■日時 

2017年5月3日(水・祝)①開演13:00 ②開演16:30 ※開場は開演の45分前

■場所

キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1丁目2番1号 キャナルシティ博多4F)

■チケット料金 

指定 ¥4,300 ペア/¥7,800※前売りのみ 学生/[当日座席指定・引換時要学生証]:¥2,500 ※価格はすべて税込

【お問い合わせ】スリーオクロック 092-732-1688

※情報は2017.4.10時点のものです

キャナルシティ劇場

住所福岡市博多区住吉1-2-1キャナルシティ博多ノースビル4F
URLhttp://canalcity.co.jp/

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