【N氏の観劇日記】美に満ちた“宝塚ワールド”に出逢える―「宝塚歌劇月組公演」(2017.5)

2017年5月14日(日)15:30開演

「宝塚歌劇月組公演」@博多座

まばゆいばかりの新緑の向こうに威風堂々とそびえ立つ博多座。

今月は「宝塚歌劇月組公演」。博多座公演の中でも宝塚公演は観劇料が比較的お手頃な設定。1階と2階前方を占めるA席でも8,800円。

第1幕は、日本物の名作「長崎しぐれ坂」。

江戸は神田で生まれ育った幼なじみ三人が、流れ流れて長崎の唐人屋敷界隈で再会。三人の心は紛れもなく幼き頃のそれと同じだが、立場やなりわい変われば、世間というものがそう簡単には認めてくれない。

異国情緒あふれる長崎を舞台に繰り広げられる悲恋の物語。

舞台上で繰り広げられる優美で、それでいて悲哀に満ちた総踊りを目の当たりにして、思わずそのしっとりとした雰囲気に吸い込まれるような感覚に。日本的な“幽玄の美”を心ゆくまで堪能した。

第2幕は、レビュー「カルーセル輪舞曲(ロンド)」。

華やかな音楽とダイナミックなダンスに満たされた豪華なレビュー。“カルーセル”とは“回転木馬”いわゆる“メリーゴーラウンド”のこと。タイトルそのままに、世界各国の華麗で壮大な音楽と踊りが次々に登場し、めくるめく喜び、悦び、歓び・・・いくつもの“よろこび”が劇場内にあふれる。

舞台いっぱいに大輪の花が咲き誇るようなラインダンス、エトワールの甘美な歌声、大階段を悠然と下りてくる羽を背負ったスター。

“完璧な美”というものがこの世にあるとすれば、それは先ほどまで目の前にあったあの光景にほかならない・・・。そう確信しながら、薄暮の博多座を後にした。

博多座 5 月『宝塚歌劇月組公演』

宝塚ミュージカル・ロマン

『長崎しぐれ坂』

~榎本滋民作「江戸無宿」より~ 脚色・演出/植田 紳爾

《主演》 (専科)轟悠、(月組)珠城りょう、愛希れいか

モン・パリ誕生 90 周年 レヴューロマン

『カルーセル輪舞曲(ロンド)』

作・演出/稲葉太地

《主演》 (月組)珠城りょう、愛希れいか、《特別出演》 (専科)轟悠

公演期間:5 月 4 日(木)~27 日(日)

会場:博多座(福岡市博多区下川端町 2―1)

公式 HPhttp://www.hakataza.co.jp/lineup/h29-5/

観劇料(税込)A 席 8,800 円 特 B 席 7,800 円 B 席 6,200 円 C 席 4,000 円

チケットの問い合せ:092-263-5555(博多座電話予約センター)

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【おまけ】ちょうど「長崎デーin博多座」に当たり、ラッキーなお土産が。

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※情報は2017.5.16時点のものです

博多座

住所福岡市博多区下川端町2-1
TEL092-263-5858
URLhttp://www.hakataza.co.jp/

AKASAKA BOY

謎のライター

1978年福岡市赤坂生まれ。福岡の街の魅力を小説形式で発信中☆

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