「かたつむり見習い」の連載スタート!『小さな脱線生活、はじめます。』

近所の子どもがふらっと遊びにやってくる「こうもりあそびば」を、アトリエのガレージで開くようになって6年。当初は小学1年だった子が、今や中学1年。子どもたちは大きく成長しました。

でも、変わったのは子どもたちだけではありません。この数年で私自身の生活も一変しました。そもそも「一生独身だろう」と思っていたくらいなのに、突如としてトントン拍子に結婚の話がまとまり、昨年には第1子が誕生。家族を持つことになったのです。

福岡県糸島市の住宅地の片隅にある私のアトリエ兼自宅も「小さな脱線研究所」として新たなスタート。自分自身が戸惑うほどの急展開。人生って、何が起こるかわからないものです。

そんな私は、個人プロジェクト「マイマイ計画」を主宰するネイチャーライター。

物心ついたころには、かたつむりに妙な憧れを抱いていて、今では「かたつむり見習い」を名乗るようになりました。

1979年に東京都に生まれた私は、小学校1年の途中で学校に行かなくなりました。それから家族で大分県の山奥に移住して生活を始め、自然に囲まれながら、のんびりかつ自由奔放に育ちました。

大検(現在の高卒認定試験)を受けた後、大学に入学。生態学を学び、さらに大学院へと進学。専攻も生態学から心理学へと移ります。

大学院を中途退学した後の2008年には、「マイマイ計画」という名の身近な自然をテーマにした個人プロジェクトをスタート。糸島市に拠点を構え、ネイチャーライターとしての活動も始めました。現在までにカタツムリの本など3冊を出版しています。

かたつむりのような「マイマイペース」で生きようと、脱線しながら試行錯誤してきた私ですが、ここ数年は特に身の回りが大きく変化しました。なかでも息子の誕生は、生活を一変させた特別な出来事です。

新しい命や、近所の子どもたちと関わりながら、日々感じること、考えることは尽きません。ともすれば日々の生活に追われ、どこかに流れていってしまいかねないあれこれを、ここに少しずつ書き留めておこうと思います。

※情報は2017.5.23時点のものです

野島智司(のじま・さとし)

ネイチャーライターで、身近な自然をテーマにした個人プロジェクト「マイマイ計画」主宰。糸島で住み開きのアトリエ「小さな脱線研究所」をじわじわオープンしています。10か月になる息子が研究所長で、ガレージは近所の子どもたちとの遊び場。自然や遊びをテーマに、家族や近所の子どもたちと関わりながら、日々思うこと、感じることなどをありのままに書いていきます。http://maimaikeikaku.net

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