サニ皿 5月分のご応募締め切りましたニャン

 6月に入りましたニャア。

 きのうで、猫エッセー「サニ皿」5月分のご応募を締め切りましたからニャ。

 全部で4通のご応募がありましたニャ。ありがとうございました。きょうは、そのうち2つご紹介します。次回、残り2つを、ということで。

 

 さてさて、一つめは。↓ こちら

 「レオとニャンダフルライフ」

 一人暮らし歴5年、帰宅し「ただいま」と言っても「おかえり」が返ってくることはありませんでした。特段さびしがる性格でもない私ですが、会社の同僚が捨て猫を拾って飼いはじめたのを見て「猫と一緒に住むと楽しいかも」と思うようになりインターネットの里親募集の掲示板を巡るようになりました。

 独身、男性、一人暮らし。最初は知りませんでしたがこの条件は生まれて3ヶ月くらいの仔猫を引き取るにはよくない条件だそうです。5名の保護主さんに連絡して面談したり、住環境などの条件を示したりしまたが全てお断り。諦めず問い合わせし続けた結果、1匹の仔猫と巡り合うことができました。

 保護主さんの駐車場で発見、兄弟でなついできたそうです。1回は親猫がいるかもと思いそのままにしたそうですが、翌日も元気よく鳴きながら寄ってきたので保護。ご自宅では飼えないので里親募集をされることになったそうです。

  350グラムの小さな男の子、レオと名付けました。好奇心旺盛で人が大好き。すくすく育ち今は5キロまで成長しました。手間がかかる部分もありますがそれ以上癒され、今は充実したニャンダフルライフを楽しんでいます。

 私「ただいま~」 レオ「にゃ~」。(了)

 

 よかですニャ。猫はとかくさびしくニャりがちな独り暮らしにも潤いをもたらしますからニャ。

 では、二つめのサニ皿作品です。↓

「バツ丸の思い出」

 猫を入れたキャリーケースを抱え、引っ越し屋さんのトラックに乗り込みました。トラックは夜の高速をひた走る。猫のバツ丸が、か細い声で泣くのを、私はケースごと抱きしめて励ましていました。

 初めての引っ越し。住み慣れた町に何かを忘れてきたような、言いようのない思いが掠めました。母が亡くなった後、僅かな遺産の件で長兄と仲がまずくなり、私はきょうだいには告げずに引っ越しをしました。

 新しい家では、夫と猫との三人暮らし。が、夫は単身赴任になり、私は猫と二人きりの生活になりました。花が咲いても雪が舞っても、嵐の最中も、話す相手は猫のバツ丸だけです。八年後、夫は難病を患い仕事を辞めて戻ってきました。夫の世話で明け暮れる毎日。バツ丸は私にとって益々掛け替えのない存在でした。柔らかな体を抱きしめると、その体温が心を鎮めてくれる。そんなある日、バツ丸は脳梗塞のような症状を呈し徐々に弱っていきました。ある晩枕元で、バツ丸は私の目をじっと見つめました。そして数日後、仏様の所へ逝きました。けれど人生の苦しい時を共に過ごしたあの子は、今も確かに私と共に居るのです。(了)

 このバツ丸さんは、晩年おれのことを知り、応援していてくれたそうだ。亡くなっていたのか。ご冥福をお祈りしてますニャ。天国でも「サ日記」を愛読してほしいです。

 心の友、バツ丸さんいつまでもおれを見ていてくれニャアアアアア。

 きょうは、2つのサニ皿を紹介させていただきましたニャ。

 次回もおたのしみに。6月に入ったので、今月分のご応募もすでに始まっとりますから。今月は3名様に猫が大喜びのおやつ、いなばペットフード(株)様ご提供の「チャオちゅ~る」40本入り豪華版を贈ります。

 しかし、サニ皿を読んでいると、猫と飼い主さんのかかわりはしみじみ良いニャアとあらためて感じる。おれは現役で可愛がられ中だが、うちの飼い主たちも、先代のみぃさんのことは大切な思い出のようだ。

 メス猫だから、おれと違って大人しかったらしい。

 モフモフしとりますニャ。ご存命ならもう20歳くらい?人間なら96歳か。

 一方のおれは、今もって落着きが無い。前にも書いたように、8歳くらいらしいから人間だと48歳ほどだ。あのヒュー・ジャックマンが48らしいニャ。でも、渋い大人とはほど遠いのがおれだ。

 こっちに行ったり。

 あっちに行ったり。

 相変わらず、小窓から脱走ざんまいの日々だ。しかし、大関昇進が決まった髙安関も入門当時は、何度も部屋から脱走してたというからニャ。おれも見込みがあるのかも。

 渋いといえば、Jが先週小倉という街に行った際に、こげな渋いバーテン猫の写真を撮ってきた、という。おれみたいな色と柄だ。蝶ネクタイまで締めてゴクローなことだ。

 それでは、きょうはこのへんでニャ。

 

 

※情報は2017.6.1時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

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