【福岡の常識】大都市のシンボル高層ビル。なくても福岡は都会だ!

 

大都市のシンボルと言えば、ずらっと並んだ高層ビル。

意外かもしれませんが、実は、福岡市の中心地である天神や博多といった都市圏には、高層ビルが見当たりません。 その理由としてよく言われるのが、福岡は大都市ではない説。

「福岡市内には、大企業がないからだ」とか、「大都市ではない福岡では、高層ビルの需要が見込めない」など。これらは、昔からよく言われていることですが、大企業がないのはともかく、人口増加が著しい福岡で、高層ビルの需要が見込めない訳はありませんよね。

地図をじっと眺めてみると、都市圏に高層ビルがない一方、副都心である香椎や千早、百道浜には、巨大な高層ビルが立ち並んでおり、どうやら都心部から離れれば離れる程、建物の高さも高くなっているようです。

実は、この理由は、福岡空港にあります。福岡空港を中心に、その距離に応じて、すり鉢状に航空法による建物の高さ制限があるのです。つまり、空港に近ければ近いほど、高い建物を建てることができません。福岡空港は、天神へも博多駅へもアクセス抜群。日本一便利な空港と呼ばれる反面、博多駅ビルや天神周辺のオフィスビルは、この制限を受けています。

ちなみに、天神より博多駅の方がより空港に近いため、建てられる建物の高さも低くなっています。 高さ制限がなければ、さらなる福岡の発展につながるかもしれません。

しかし制限があっても、福岡空港に着陸する際、機内から市街地を眺めると、「ああ、ぶつかりそう・・・」と思わぬスリルを味わうこともしばしば。天神や博多は、高層ビルがなくても十分都会的。きっと、その他の魅力がずば抜けている街なのでしょうね。 

※情報は2017.8.9時点のものです

ueryo

新聞記者・編集者を経て、現在は、全く別分野の専門職として独立。 福岡在住は、20年以上。かつては、「天神は庭」と豪語した時代もあったが、現在は、西中洲にひっそりと生息し、たまにネット寄稿する、ハーレー大好き、いい年したライター。

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