【福岡の常識】温泉はないが、知る人ぞ知る有名な別府が福岡にはある

九州で「別府」といえば、全国にその名を轟かせる大分県の温泉郷・別府が有名。源泉数・湧出量ともに日本一を誇る、名実ともにナンバーワン温泉街です。

一方で、福岡市内にも「別府」が存在します。

こちらは、特に何かがあって有名、というわけではないのですが、福岡人と他県の人々との間では、ちょこちょこと会話に登場する、知る人ぞ知る地名です。

その地名とは、福岡市城南区にある別府(べふ)。

団地や城南区役所こそありますが、さほど特徴があるわけでもないこの地域。ところが、その読み方が「べふ」というだけで、福岡移住者にインパクトを与え、福岡人の郷土心を揺さぶる場所となっているのです。

移住者「今度、別府(べっぷ)に引っ越してきました」。 福岡人「そこ、別府(べふ)と読むとよ。別府(べっぷ)は、大分」。

かなりデフォルメした会話ですが、福岡人なら、屋台などで一度は耳にしたことがあるフレーズのはず。例えるなら、「How are you?」に対する「fine thank you」のような。実際、大分県出身者が「別府(べっぷ)に住んでいた」と話しても、「別府(べふ)やろ?」と聞き返す場面にも、度々遭遇したりもします。

ちなみに、遠賀町にも別府(べふ)があり、「遠賀にも、べふがあるもんね-」と、さりげなく一言加えられれば、上級者。福岡を知り尽くしているような、なんともいえない優越感が味わえます。

城南区別府は、地下鉄沿線で天神にも近く、子育て世代が多く住む地域。温泉はなくても、住みやすいですよ。

 

※情報は2017.9.5時点のものです

ueryo

新聞記者・編集者を経て、現在は、全く別分野の専門職として独立。 福岡在住は、20年以上。かつては、「天神は庭」と豪語した時代もあったが、現在は、西中洲にひっそりと生息し、たまにネット寄稿する、ハーレー大好き、いい年したライター。

この記事もおすすめ