もののけ猫・サニ見参! ~糸島の方のおたより全文掲載サ日記~

 以前、おれが「糸島住子さん」と名づけている愛読者の方から、メール
をいただいた。

 「サニ様の瞳がきらりと光っていましたね。それを見てキャッツアイと
いう宝石を思い出しました」という印象的な書き出しだ。
 きょうの写真のおれも、目が光っておるぞ。そげなおれを「もののけ」
だと見破ったというメールがまた、届いた。
 
  全文を紹介するぞ。それにちなんだプレゼント応募もあるから、最後
まで読んで欲しいものですニャ。
 

 まずは、メール本文。

 おれ宛の暑中お見舞いですニャ。

  ↓

 21日の夜、20日付のサ日記読んでいますとサニ様の腕に太い縞模様がくっきりと浮かび上がっていました。これは和猫の縞模様ではなく、アメショー等に由来するものだとその時初めて思いました。                                

今まで全然気がつきませんでした。

 それはまるで、冴え渡った漆黒の空に赤く大きな月がはっきりと浮かび上がっているような様子に思えました。そしてなにか怖いものを見たような気がしたのです。

  やはりサニ様は暗闇に跳梁跋扈するという物の怪(もののけ)!なのですね。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 おれは、もののけ猫だったのか?おれ自体初めて知りましニャン。

 そして、添付で下記のショートショートエッセーが寄せられた。

   ↓

 「サニ様、倭の五王ってご存知ですか?」

「讃・珍・済・興・武だニャ」「サニ様ってすごい!尊敬の眼差し、まじまじです。私は五という名前の王様のことだと思っていたんです。でもそれは五人の王様って意味なんですってね」「その通りだニャ」

 私は12年ぐらい前に糸島の古墳巡りバスツアーに参加したことがあります。どうして参加したかというと料金が2000円でお得だったからです。そこで初めて平原の王墓を見学しました。会長さんが「ここを発掘した原田大六さんの説ではこの王墓の埋葬者は巫女さんなので独身でした。太陽の光が体の中に入るように足を少し開いて埋葬してあります」と説明されたのです。それを私はこの女王は巫女だったので立場上結婚できなかった。未婚のまま亡くなったのは余りにも不憫だ。あの世で結婚して欲しいと門出の餞として足を開いて埋葬したのだとそのように解釈しました。そしてこの巫女はどんな人だったのかなと思いました。また「その当時ここが日本の首都で、今の東京だったのです」と言われたのです。「へぇ~、そうなんだ!」と驚きました。

 最近、原田大六さんの説を知りました。この巫女とはオオヒルメムチこと天照大神とのこと。太陽神に仕える巫女で太陽が旦那さんなんです。なので太陽の光が体に入ってくるように埋葬されているとのことです。天照大神なんて聞いてぶっ飛びました。先日世界遺産になった宗像の三女神は彼女の娘なので糸島の方が本家筋って感じですよね。

 伊都国歴史博物館ではこの王墓の遺跡遺構や出土品を見ました。薄暗い玄室のような室内に日本一の大鏡・剣・ガラスの勾玉などが展示してありました。

 その頃夫は大阪、息子は東京に居て私は一人暮らしでした。縁もゆかりもない糸島にどうして引っ越してきたのかなと正直思っていました。しかしあの日鏡、勾玉、剣に守られて眠っていたこの巫女に呼ばれてこの地に来たのかなとふと思ったのです。

 深いですニャア。おれの住む福岡周辺は、古代の息づかいが今に伝わる神話の里のごたりますぞ。

 その福岡市の繁華街天神には、「IMS(イムズ)」というこじゃれた商業施設がある。お店だけじゃなく、イベントホールもあるし、文化的な催しも多い。

 そのIMSで、現在「イルヨイルイル モノモノノケ展」という妖怪っぽい展示があっている(この「あっている」という言い方、福岡以外の人は全くしないようだ。かといって他に適当な表現が無いような気もしますニャ)。

 チラシの表。水木しげるっぽいですかニャ。

 こっちがウラ。今はやりの若手力士・宇良じゃニャイ。

 tupera tupera(ツペラ ツペラ)さんという絵本作家ユニット阿部高之さんという写真家による新作の写真絵本「モノモノノケ」の愉快でブキミにゃ原画や制作に使った立体作品の展示がある。

 もののけ猫と名指しされたおれには、必見じゃニャイか!

 さて、来月21日までやっているその「モノモノノケ展」の招待券を5名様にペアでプレゼントしようじゃニャイか。

 メールで、→こちらに n-toei@nishinippon-np.jp

 〒 ご住所 ご氏名を書いて、「モノモノノケちょうだい」と書いて送ってくださいニャ。先着順にあげちゃいます。福岡に近い人、ちょいちょい来る人じゃニャイとなかなか行けないかもニャ。

 それじゃ、きょうはこのへんでニャ。パソコンを枕に寝るからニャ。

 

※情報は2017.7.25時点のものです

サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。

関連タグ

この記事もおすすめ