【福岡の常識】リバテープは文房具じゃないよ!

■東京で通じない方言にもいろいろありますが・・・

上京して2年目、オフィスで書類整理をしている時、紙で人差し指の指先をさっくり切ってしまいました。
傷口がぱっくり割れて血が流れてきます。とりあえずティッシュで止血しながら隣で作業していた事務の子に助けを求めました。

俺 「ねえ〇〇さん、リバテープある?」

〇〇さん 「あ、はい・・・。ちょっと待ってください」

そういって席を立った彼女が持ってきたのは養生テープや両面テープが入った文房具箱。

〇〇さん 「この中にありますか?」

俺 「・・・」

〇〇さんって真面目な顔でこんな冗談言う子だったんだあ、と思いつつ顔を見ると、冗談じゃなく大真面目で聞いてきている様子。そのままお互い10秒ほど固まった経験があります。

「なおす(片付ける)」「からう(背負う)」「はわく(掃く)」などは方言だから通じないという認識はあったのですが、まさかリバテープが方言(?)だとは夢にも思っていなかった20代の頃の思い出です。

 

■これほど地域差が出る商品も珍しい!

実はリバテープだけでなく、カットバンという言い方も東京では通じません。

熊本に本社があるリバテープ製薬株式会社の調査によると、絆創膏のことをリバテープと呼ぶのは九州の一部だけであり、東京や大阪では「バンドエイド」、東北や中国地方、そして九州の一部は「カットバン」、北海道は「サビオ」と呼ぶらしいです。また、富山では「キズバン」、長野や新潟などは「ばんそうこう」と呼ぶのだそう。

地方によってこんなに呼び方が違う製品も珍しいですよね。「リバテープ」は、九州を出るとほとんど通じない呼称なんですよ。

 

■でも「バンドエイド」だけは全国で通用するらしい

でもちょっと待ってください。地方によって異なるとは言えど、福岡でも「カットバン」「バンドエイド」「ばんそうこう」は通じますよね。

「キズバン」ならなんとなくイメージでわかるかな、といった感じです。さすがに「サビオ」は通じないでしょうが・・・。

逆に東京や大阪では「バンドエイド」は通じても、その他の呼称はあまり通じないんですよね。「バンドエイド」だけは全国区の知名度です。それってちょっと不公平じゃないですか!?(笑)

※情報は2017.10.5時点のものです

H.Katsura

福岡出身。就職で東京へ行き、20年の都会生活を経て昨年Uターンしてきたフリーライター。 地元を離れて初めてわかる福岡の面白さをあらためて実感中。

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