歴史は面白い!①黒田官兵衛プロジェクトを通して気づいたこと✩

歴史って好きな人は好きだけど、多くの人が好きかといえばそうでもないし、暗記教科ゆえフォアグラになるべく強制的に餌を食べさせられるガチョウと重ねてしまう人もいるのではないかと思います。かく言う私もそうでした。テスト前に一応一通りの勉強をして、一応そこそこの点数をとって、テスト後には速やかに忘れていました。

 

ですが、大河ドラマ『軍師官兵衛』放送決定をきっかけに『官兵衛の』というWEBサイトに携わらせて頂く事になり、今までテストの度に覚えては忘れてきた歴史のお勉強を一からやり直すことになりました。

■官兵衛のhttp://kanvee.com/

お勉強となると、大人になれば手を付けるソースの幅が圧倒的に広がります。歴史はムック本、漫画、ゲーム、グッツ等々の様々なコンテンツに転化されていて、これらの方が教科書よりもずっと面白い。もとい、商業ベースなので面白く作らざるを得ないのだろうと思いますが、以前「教科書が何故面白くないのかを考えた結果、面白くしようとしていないからだと思った。」という意見を耳にしたことがあり、全くその通りだと思わされています。 歴史は美味しく料理して、ちゃんと味わって食べれば美味しいものなのだと、30代を目前に控えようやく理解しました。

 

そして、世の中に流行廃りがある中、歴史が長年の間様々なコンテンツに転化され求められ続けているのは、実はとんでもないことなんじゃないかと思っています。江戸時代の中期~後期に戦国時代の軍記物が流行した事と、今ある歴史漫画や歴史グッズは、当時の人たちの娯楽である点で、何百年と変わらないものです。凄くないですか?それは何故だろうと自分なりに考えた結果、歴史の魅力とは、“確固たるストーリー性”なのではないかと思っている今日この頃です。 実は私はこの「歴史でこんなに楽しめちゃうんだ」という事の方が、歴史そのものよりも興味を惹かれるものだったりしています。

大濠公園は福岡城のお堀だったって、知ってました?(提供:福岡市)

大濠公園は福岡城のお堀だったって、知ってました?(提供:福岡市)

ただ、歴史が持つコンテンツとしての最大の魅力は“確固たるストーリー性”であって、流行っているからとかウケがいいからと、単に歴史をモチーフにしたゲームを作るとか、やみくもに何とか隊を結成することは、(なんか偉そうですが、)なんだか勿体ないことだなぁとも思っています。歴史を扱う上でストーリー性を活かさないなんて勿体ない!と。 歴史の延長に今があって、今を辿ると歴史がある。その“今”の時代への親和性や新規性が、“歴史”と結びついてこそ地に足がついたものが出来るのではないかと思っています。

 

そんなことを思っていたところ、『官兵衛の』がきっかけで飯塚市の黒田官兵衛いいづかプロジェクト協議会さんにジョインさせて頂き、一緒に企画をやらせて頂けることになりました。テーマは、“平成の歴史をつくる”です。

※これから週1回のペース(予定)で”官兵衛の”を運営する中で気づいた面白いことをご紹介していきたいと思います。

(森)

※情報は2014.7.3時点のものです

“官兵衛の”実行委員会・森多恵子

福岡のクリエイティブディレクター、作家、コピーライター、編集者、デザイナーなどで組織された、2014年大河ドラマ『軍師官兵衛』および福岡藩祖・黒田官兵衛を全力で応援するWEBサイト『官兵衛の』を企画・運営する歴史クリエイティブ集団。『多くの人に歴史に親しみを抱き、歴史を楽しんでもらい、郷土に愛着を抱いてもらうこと』をミッションに、歴史を面白いものにするべく、日夜思考を巡らせ、日々東奔西走しています。

■ 黒田官兵衛ポータルサイト『官兵衛の』WEBサイト http://kanvee.com/

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