「いいね!が増える」元ホークス専属カメラマン直伝のインスタ映えする料理の撮り方

お店で料理が目の前に運ばれてきたとき、まずはスマホで写真をパシャリと撮る方も多いのではないでしょうか。「いいね!」がたくさんもらえるように、さまざまな角度からシャッターを押してみるものの、おしゃれに撮るのは難しいものです。

そこで今回は、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルカメラマンとして9年、その後もギラヴァンツ北九州のオフィシャルカメラマンを経て、「Gratz photo studio」(福岡市中央区桜坂)を立ち上げたプロカメラマン・中本学さんに、2017年のユーキャン新語・流行語の年間大賞にも選ばれた「インスタ映え」する料理写真の撮り方を伝授してもらいました。

素人でも「逆光」撮影でインスタ映えアップ

中本さんと訪れたお店は、福岡市博多区千代にある女性に大人気のフランス料理店「ビストロ オー・バスクー」(オーナーシェフ・三木守)。高い天井にカウンターとテーブル席がある広々とした空間のお店です。カウンター席に座り、まずは中本さんに「インスタ映え」する写真の撮り方の基本を尋ねてみました。

「スマホで料理を美味しそうに、見栄え良くする撮り方って難しいんでしょうね」
中本さん「いやいや、意外と簡単ですよ」
「素人でも大丈夫ですか?」
中本さん「大丈夫ですよ。今から順に教えていきますね」

 

【基本編その1 光の利用】

スマホを取り出した中本さん「料理の写真は、逆光で撮った方がきれいに撮れるんですよ」といきなりドッキリ発言が。

「えっ?そうなんですか?順光が基本で、逆光はダメと思っていました」
中本さん「特に料理の写真は逆光が重要なんです。プロが撮った料理の写真には必ず手前に影ができています。それは後ろから光が当たっている証拠なんですよ。」

逆光で撮る理由として、中本さんのそばにいた店長の貞国孝継さんに、「ワイングラスを磨くとき、どうしていますか?」と質問。「グラスの背後に光を当ててふき、汚れをチェックします。そうすればグラスそのものがはっきりと見えるからです」と貞国さんは話します。つまり、グラス磨きと同じように、写真も逆光が重要という理由は
(1)被写体の輪郭がはっきりする
(2)写真に奥行きが出る からなのだそう。

中本さん「写真を撮るときは、被写体の背後に光がある所を選びます。特に窓際の席について写真を撮るときは、必ず窓際を背にしてはいけません」とポイントを教えてくれました。

▼逆光で撮影した例

【基本編その2 リアル感を引き出す】

「光は大事なんですね。そのほかは何かアドバイスはありますか?」
中本さん「リアル感を引き出すことが重要です」
「それってどういうことですか?」
中本さん「料理は食べるものですよね。料理だけを撮ると、食べるというリアル感が出にくいんです」

料理の写真を撮るときは、料理そのものだけを撮るのではなく、周囲にある飲み物やフォーク・ナイフなども交えて撮る方がおすすめなんだそうです。さらに「プロのカメラマンが撮った和食料理の写真には、箸や周囲の小物が映り込んでいるものが多い。なぜならば、リアル感を引き出すためなんです」と教えてくれました。

▼料理+αを入れて撮影した例

 

ストロボ撮影がNGの理由とは?

【NGの撮り方】

「写真を撮るにあたって、やってはいけないことはありますか?」
中本さん「ストロボを使用して撮るのはオススメしません」
「暗い場所だとストロボが必要じゃないんですか?」
中本さん「基本編その2でもいいましたが、リアル感が大事なんです。例えば暗いお店があるとします。ストロボを使うとその暗さを失います。暗いお店は、その暗さに特徴があり、味があるんです。だからその暗さの中で料理を写さないと現実と違った写真になり、また基本編その1で教えましたが、逆光の法則を無視して順光になってしまいます」

▼ストロボを使用して撮影したNG例

「なるほど……」
中本さん「ここまでのことを踏まえて実践してみましょう」

 

撮影後の編集で「いいね!」の数がグンと増える

さあ、プロカメラマンに実際に料理の写真を撮ってもらいます。

実践編で気を付ける点について「これまでの基本編とNG編を踏まえて、まず写真を撮ります。撮って終わりでなく編集が最も大切なんです」と中本さんは強調します。早速、インスタの機能にあるフィルターという編集の項目を使って実践。中本さんは「フィルターに関してはお好みですが」と前置きした上で、「自分が好きな色合いのLo-Fi(ローファイ)」を使用しているそうです。

料理が次々に運ばれてきました。ピクルス、キッシュ、サザエとフォアグラ、和牛のほほ肉の赤ワイン煮込み、オマールのロースト……。どれも女性に人気な絶品料理。中本さんはオマールのローストを撮る際、生ビールを背景に、その後ろには小さなロウソクをバックにパシャリ撮影しました。 その撮った写真を編集して、色やコントラストを調整。

するとどうですか、料理もビールも見事なインスタ映え写真の完成です。

中本さんは「編集するときも、より料理そのものの色を出すようにした方がベストです。今のスマホは性能が良く、素人の方でも上手く編集できます。この編集には、これといった正解はありませんので、いろんな編集を楽しんでください」と編集のコツを教えてくれました。

みなさん、中本さん伝授の写真の撮り方でさっそくインスタにアップしてみてはいかがですか。実際に店長の貞国さんは、実践してみると「いいね!」や「コメント」が急増したそうです。カメラが苦手な方でも、今まで以上の写真が撮れると思いますよ。

撮影のコツは覚えましたか。早速、絶品料理とお酒を撮りに出かけたくなった方もいるのでは?

ちなみに、福岡限定・サントリーの「お店で!飲んでためようキャンペーン in 福岡」が開催中です。対象のお店でポイントを貯めるとうれしいプレゼントがもらえるチャンス!インスタ映えする撮影を試しながら、お得に美味しく楽しんでみてはいかがでしょう。

※情報は2018.1.26時点のものです

中本 学(なかもと まなぶ)

1965年生まれ。愛媛県宇和島市出身。

1988年福岡の地方新聞社に入社、編集局写真部に配属。東京支社勤務で西武ライオンズ担当、プロ野球・政治・芸能の取材活動の後フリーカメラマンとして独立。
「日刊現代」と契約しプロ野球・Jリーグ・プロゴルフを主にオウム真理教サリン事件、阪神淡路大震災、など事件・事故・政治・経済、芸能とあらゆる方面で取材活動。

2005年プロ野球・福岡ソフトバンクホークスと広報オフィシャルカメラマンとして入団。
日本初プロ野球球団専属カメラマンとしてチームに帯同、全試合撮影は勿論、選手グラビア撮影、ホークス関連の選手写真すべてを撮影・管理する。
ソフトバンクブランドイメージ向上に尽力を尽くす。
球団発行誌、日本シリーズ優勝別冊などのメインカメラマン。斉藤和巳写真集、本多雄一本その他多数オフィシャル本の撮影をする。
2014年退団。

2015年 Jリーグ・ギラヴァンツ北九州 オフシャルカメラマン

2016年 Gratz Photo Studio を開業。

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