中津市の老舗和菓子店【栗山堂】で桜色の「ういろう饅頭」を限定販売中

桜色のういろう饅頭は5月中旬ごろまでの期間限定販売。

店を代表する和菓子「ういろう饅頭」(1箱10個入 税込み756円)

 大分県中津市には、JR博多駅から特急「ソニック」に乗って約1時間40分で到着します。JR中津駅周辺は、大河ドラマにも登場した黒田官兵衛が1588年に築城した中津城をはじめ、歴史の面影が残る城下町。情緒があって、ゆっくり散策するのにもってこいです。

 福澤諭吉が青年期まで過ごした地でもあり、かやぶき屋根の福澤諭吉旧居、諭吉の功績を紹介する福澤記念館もあります。

 今回は、そんな城下町で江戸時代から続く和菓子舗「栗山堂」を紹介します。創業から350年を超える老舗中の老舗。豊臣秀吉の天下統一を支えた天才軍師、黒田官兵衛の筆頭家老・栗山善助の子孫が菓子作りを始めたといいます。

 栗山堂本店へは中津駅から徒歩10分程で到着します。店頭の看板にも歴史を感じることができます。

明治の初め頃に建てられた本店

明治の初め頃に建てられた本店

 店内にも、古い書や案内板などがあって老舗の風格が感じられます。昔の表彰状なども飾られていました。

店の歴史を感じる表彰の証

 栗山堂を代表する和菓子は菊の花の形がかわいらしい「ういろう饅頭」。上新粉に甘さを加え、ショウガ汁で練って、こしあんを包んで蒸しています。自然な甘味と、もちもちの食感が楽しめます。変わらぬ製法が受け継がれてきた伝統菓子で、長く中津市民に愛されているのはもちろん、中津を離れた人も遠方から買い求めにくる品です。1箱10個入り756円です。

 社長の栗山喜代子さんと専務の栗山英之さんに話を聞きました。

社長の栗山喜代子さん

 栗山社長は、「昔、中津に住んでいた人がわざわざ買い求めに来てくれるんですよ。頑張って、従業員と一緒に伝統の作り方を続けています。天候に合わせて工夫し、食べた時の歯切れ具合を考えて作っています。材料の一つであるショウガは体にいいし、その他の材料も吟味して独特の技術で仕上げています」と話します。

専務の栗山英之さん

 栗山専務は、「お彼岸や季節の行事の時は、忙しくなりますが、皆さんに愛されている『ういろう饅頭』を作り続けていきたいです」と伝統をつなぐ意気込みを聞かせてくれました。350年以上もの歴史を守り、継続されていることに感動しますね。

 5月中旬までは、桜の季節に合わせて桜色の饅頭が販売されています。この季節だけの限定です。

茶色は黒砂糖味。こし餡が中に入っています。

茶色は黒砂糖味。こし餡が中に入っています

定番の白はほんのり生姜味。

定番の白はほんのりショウガ味

桜色のういろう饅頭は5月中旬頃までの期間限定販売

 ういろう饅頭は、毎日、作りたてが午前8時から販売されます。午後6時の閉店前に売り切れてしまうことも。中津へ出掛けたら、早めに栗山堂へ行って購入するのがオススメです。本店まで行く時間がない時は、JR中津駅でも販売しているのでそちらをどうぞ。

箱入りもあります。包みのものは2日、箱入りは4日の賞味期限。

箱入りもあります。賞味期限は包み2日、箱入りは4日

特別に玉露と一緒に店内でいただきました。

特別に玉露と一緒に店内でいただきました。

栗山堂本店 
住所:大分県中津市京町2-1521(JR中津駅から徒歩約10分)
電話:0979-22-0820  
営業:8:00~18:00  
火曜、元旦休
中津耶馬渓観光協会の栗山堂紹介の紹介サイト

※情報は2019.4.10時点のものです

栗山堂本店 

住所大分県中津市京町2-1521
TEL0979-22-0820 

Marilyn Yoshida(マリリン・ヨシダ)

日本旅行作家協会会員・旅行ライター
大型観光施設の経営企画・マーケティング、ジャズクラブの広報マネージャー、外資系企業のマネージャー等を経験し現在はPR会社代表取締役。観光PRや企業や自治体のPR企画、広報コンサルティングを手掛けている。近場へのお出掛けや体験した旅の楽しいこと、旅行中のおいしいもの、気づきや感動を徒然に。

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