博多でコーヒー文化を広めたお店「ブラジレイロ」(福岡市・店屋町)

創業50年以上の名店の秘密に迫る企画【老舗探訪】が始まりました!

1回目となる今回は、創業82年、自家焙煎珈琲と手作り洋食の店「ブラジレイロ」をご紹介します。

 

博多のコーヒー文化のはじまり

変わらないことだけが老舗の条件ではありません。

ブラジレイロはブラジル・サンパウロ州のコーヒー局がコーヒー豆を提供する代理店として、1931(昭和6)年に大阪で発足。その3年後に博多での歴史がはじまり、当時馴染みのなかったコーヒー文化を広めました。ハンバーグやハッシュドビーフなどの洋食とコーヒーを提供するスタイルは昔から変わっていません。

 

愛され続ける理由は「変化すること」

しかしながら、その味や形は少しずつ変化してきました。

たとえばミンチカツ。

小さな球体から俵型、ラグビーボール型へと形状の変遷がおもしろい。高級アイスコーヒーやコーヒーシロップも商品化しました。コーヒー豆は選び抜いたものを自ら焙煎し、「いつでもより美味しい一杯を追求している」と二代目の中村好忠さん。時代に合わせて味を変える柔軟な姿勢こそが、懐かしさを留めつつも決して古くさくはないブラジレイロの歴史でした。

 

鶏と豚の旨味が詰まったミンチカツレツ(950円)。売り切れになる場合もあるので予約がおすすめ

鶏と豚の旨味が詰まったミンチカツレツ(950円)。売り切れになる場合もあるので予約がおすすめ

 

老舗のひとこと

商品の持ち味が惰性でダメになってはいけない。自分が率先して味をチェックして、より高品質なものを提供したい。

二代目 中村好忠

 

《自家焙煎珈琲と手作り洋食の店 ブラジレイロ》

福岡市博多区店屋町1-20

TEL:092-271-0021

[営]10:00〜20:00(L.O.19:30)、土曜〜19:00(L.O.18:30)

[休]日・祝日

 

※情報は2016.4.21時点のものです

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