福岡初の本格中国料理店「福新楼」の博多皿うどん(福岡市・今泉)

創業50年以上の名店の秘密に迫る企画【老舗探訪】。

今回は、創業113年、福岡初の本格中国料理店「福新楼」をご紹介します。

中国・福建から九州へ。福岡の中国料理店の始祖

中国福建省生まれの創業者・張加枝が長崎の土を踏んだのは1889(明治22)年でした。

福岡へ移り、チャンポンやタンメンが主体の中国料理店を東中洲で開いたのがその15年後。福岡初の本格中国料理店として繁盛しましたが、やがて閉店。数年後、再び中国料理店「福海楼」をオープンし、その後「福新楼」となりました。

創業110年を迎えた2014年に天神から今泉へ移転し、新たな歴史が始まりました。

 

3つの調理法を駆使した「博多皿うどん」

「博多皿うどん」(1134円)。具は野菜、かまぼこ、豚肉、きくらげなど

「博多皿うどん」(1134円)。具は野菜、かまぼこ、豚肉、きくらげなど

まだ冷蔵庫がなかった明治時代、2代目の張兆順はチャンポン麺の保存方法に頭を悩ませていました。

そこで思いついたのが表面を油で焼くこと。

しかしそれでは麺が固くて食べられません。柔らかくするためにスープで煮込み、具と合わせて炒める独自の調理法にたどり着きました。スープを含んだ麺は柔らかく、もっちりとしてコシがあります。

「博多皿うどん」は焼く、煮込む、炒める技の賜物なのです。

 

老舗のひとこと

いつの時代にあっても「継続は力なり」。栄枯盛衰の波をとらえ、時代に応じてこれからも進化し続けます。

4代目 張光陽さん

 

《福新楼》

福岡市中央区今泉1-17-8

TEL/0120-2946-01

営業時間/11:30~22:00(L.O.21:00)

店休日/火

 

※情報は2016.8.26時点のものです

福新楼

住所福岡市中央区今泉1-17-8
TEL0120-2946-01

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