福岡屈指のパン職人が営む店「シモン」

創業50年以上の名店の秘密に迫る企画【老舗探訪】。

今回は、創業69年「シモン」をご紹介します。

福岡屈指のパン職人が営む店

46年間も毎朝パンを焼き続けている職人がいます。平田健太郎さん、85歳。

店には120種類以上のパンが並びます。

創業は1948(昭和23)年。健太郎さんの父・均(ひとし)さんが自らレンガ窯を作り、コッペパンとクリームパンを販売しました。

1971(昭和46)年に健太郎さんに代替わりしてメニューが増加。フランスパンのように長く、しかし柔らかい「ソフトフランス」(751円)は、1日に200本焼かれる看板メニューとなりました。

 

旨さの秘密は長年の研鑽が生んだ天然酵母

ソフトフランス(751円)、クロワッサン(194円)、カレーパン(183円)、レーズンパン(561円)

39歳で店を継いだ健太郎さん。営業を続けながら何度もヨーロッパへ足を運び、職人や研究者を訪ね歩いて技術や原料を学びました。

「酵母をうまくブレンドすれば、香ばしくふんわりと仕上がるんです」と、実に30種類以上の自家製天然酵母を使い分けています。

2003(平成15)年には「第一回博多マイスター」に認定され、毎日店舗に立つ傍ら、専門学校や講演会で講師を務めることもあります。今も昔も変わらないひたむきな姿勢と探究心が、町の老舗を支えています。

 

老舗のひとこと

酵母は生き物です。それぞれに個性があるので完璧なパンを作るのはなかなか難しい。それを100点に近づけるのが職人の仕事です。

2代目・平田健太郎さん

 

《シモン》

福岡市中央区港2-15-5

TEL.092-741-6175

営業時間/6:00~20:00

定休日/第2日曜

 

※情報は2017.5.25時点のものです

シモン

住所福岡市中央区港2-15-5
TEL092-741-6175

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