女たちの饗宴vol.4-夏の思い出

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夏が過ぎ 風あざみ

誰のあこがれに さまよう

青空に残された 私の心は夏模様

(井上陽水 「少年時代」)

 

子どものころ、夏休みが待ち遠しかった。

虫取り、プール遊び、家族との旅行…。

 

大人になるにつれ、夏の思い出は徐々に変わっていったが、

変わらない思い出、懐かしい思い出、甘酸っぱい思い出等々、

「夏」には特別な思いが誰にでもある。

 

戦後、最も暑い夏となった2013年8月の福岡。

大人の女性たちが集まり、哲学的考察を深めていく「女たちの饗宴」。

都会の中心にありながらリゾート感覚が楽しめる店内で、

大人になった女性たちが「夏の思い出」を語り合った。

 

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須藤美香さん

 

「高校卒業後は、夏(お盆休み)に帰省していたので、夏は『家族』について考える季  節になった。子どものころと違い、大人になって社会でいろいろな人と触れ合ううちに、両親との関係も徐々に変わっていった」

 

「高校時代、陸上部の合宿のとき、湖にあるボートに男性から誘われることがステータスだった(笑)。ジャージ姿で恥ずかしいなんてあのころは思わなかった(笑)」

 

 

 

 

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寺島みちこさん

 

「実家が長崎で、祖父は原爆にあった。長崎では8月9日の原爆投下日に平和教育があって、それが当たり前だと思っていた。私の子どもたちは戦争を知らず、情報量も極めて少ないが、曾祖父から原爆の体験を聞くことができ、子どもなりに感じることはあったみたい」

 

「学生時代、水道もない山奥で過ごしたことがある。最初は動物やカエルなど警戒して寄ってこなかったけれど、1カ月もするとふつうに寄ってきたりして(笑)。自然の一部になってたんだと思う。あの山で眺めた月の明るさ、月明かりってこんなに明るいんだな、と感動した

 

 

 

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阿部博美さん

 

「28歳から夏にはマーチングバンドをやっている。マーチングバンドを続けていて得たものは『継続』と『組織』の大切さ。継続するためにはどういう理念を持ち、どう組織を作っていくかが大事。試行錯誤の時期もあったけれど、仕事では得られない楽しさ、充実感をマーチングバンドを通して得ることができた

 

「はじめての合宿で、道路に寝転がって眺めた満天の星空。電気が点いているところはひとつもなかった。あのときの星空は今も忘れられない

 

 

 

 

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ふみさん

 

「夏といえば甲子園。地元や九州の高校が残っていたら、みんなテレビをつけて応援していたな。甲子園が終わると、『今年の夏も終わったな』って。甲子園って、地元の一体感を生む不思議なイベントだなぁ~って。」

「田舎に大きな木があったんだけど、よく登って遊んでいたな」

 

 

 

 

 

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【編集メモ】

夏の思い出を語り合ううちに、

話題は学生時代の思い出に…。

「スカートの下にジャージやブルマをはいたりしていたよね」

「ブルマって何の略なんだろう?(その後、ネット検索し女性解放運動家の名前と知る)」

「制服のスカート丈は長かった?短かった?」

「男子の学ランも長いのが流行ったり、短いのが流行ったり…」

などなど、夏の太陽の輝きのように盛り上がる話題、絶えない笑い。

真夏の夜に開いた「夏の思い出」。今夜の出来事もみんなの記憶にきっと残る!

(文・一木朋子、撮影・古賀亜矢子)

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※情報は2013.8.28時点のものです

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