佐賀『いいモノさがし』恵丸水産・最高級の 海苔を使ったドレッシング

「生産者だからお届けできる最高級の佐賀のりを使った佃煮、酢漬、ドレッシングを作っています」

恵丸水産 野口恵二さん・京子さん

◎いい原料が一番の強み

――はじめまして。こちらは海苔(のり)の生産業者であると同時に、海苔の加工品も手がけていらっしゃいます。ご近所は漁業関係の方が多いんですか?

恵二さん:この辺りはほとんどが漁業関係者ですが、生産だけです。うちだけが加工品を作っています。

――「恵(めぐみ)のさが海苔佃煮(つくだに)」、「さが海苔ドレッシング」と「恵の酢漬(すづけ)海苔」柚子(ゆず)風味・生姜(しょうが)風味・梅風味の5品が、佐賀市の『いいモノさがし』に認定されています。ドレッシングと酢漬の梅風味は、今年、新しくエントリーされたとか。

恵丸水産「恵のさが海苔 佃煮」918円(税込)

恵丸水産「恵のさが海苔 佃煮」918円(税込)

写真奥から時計回りに「恵の佐賀のり佃煮」、「恵の海苔酢漬け 生姜風味」、「恵の海苔酢漬け 柚子風味」

写真奥から時計回りに「恵の佐賀のり佃煮」、「恵の海苔酢漬け 生姜風味」、「恵の海苔酢漬け 柚子風味」

恵二さん:加工品の製造は家内がしていることなんです……私は、〝原料供給〟担当と、あと味見係です(笑)。

――ご主人は海苔をとってくるほうですね(笑)。加工品のアイディアはどこから出てきたんですか。

京子さん:海苔の佃煮は、もともと漁家(ぎょか)の人たちが家で作っていたんです。砂糖としょうゆぐらいしか入れない甘い佃煮で、私も加工品を作る前は、この甘いのを作っていました。
(佃煮の)原料の海苔は、ふつう板海苔を使いますが、破れたり、規格外で市場に出せないものを、水で戻して佃煮にします。「家で食べるぶんだけ作る」ということですけれど、昔ながらの佃煮に対して、うちは摘(つ)んできた〝原藻(げんそう)〟を乾燥させて、製品化しています。

――ゲンソウって何ですか。

恵二さん:海苔の葉の部分です。生産量の一部を洗浄して、乾燥して、冷凍します。冷凍しないと日持ちがしませんから。

京子さん:冷凍すると2年保(も)ちますので、要るぶんだけ、冷凍した原藻を出してきて佃煮を作ります。

――板海苔を使うのとでは、味が違いますか?

京子さん:やっぱり原料そのものですからね。海苔の風味やつるっとした食感が、板海苔を使うのとでは違うと思いますよ。板海苔ではないので、佃煮にした後も、糸を引きます。

自社の加工品を宝船に載せて。恵丸水産 野口恵二さん・京子さんご夫妻

自社の加工品を宝船に載せて。恵丸水産 野口恵二さん・京子さんご夫妻

――あのねばねば度の高そうな佃煮海苔の秘密はそこにあったんですね。それでなくとも、こちらの海苔はおいしいです。10枚入り1,000円というのは、進物用ですか?

恵二さん:そうですね。10枚入り1,000円(「初摘み佐賀のり 焼海苔」)はうちの商品の中で一番いいものです。

京子さん:いい原料を使えることが、よそにはない強みでしょうね。とくに〝百貨店用〟として、老舗デパート・佐賀玉屋さんで出している「恵丸水産」恵の物語プレミアムギフトセット(4860円・全国送料込み)は、朝摘みの一番海苔だけを使用していますので、中身は極上です。

恵丸水産の最高級の焼海苔。10枚入り1,000円

恵丸水産の最高級の焼海苔。10枚入り1,000円

1 / 2

この記事もおすすめ