福岡のバンド「ミサンガ」来年2月メジャーデビュー 認知症の祖母に贈る歌が「泣ける」と反響呼ぶ

 福岡の3人組バンド「ミサンガ」が来年2月7日、メジャーデビューすることになりました。実話をもとに、認知症の祖母を思って制作した歌「はじめまして、ばぁちゃん。」が反響を呼んで、レコード会社の目に留まったそうです。結成から11年、アルバイトしながら活動を続けてきた3人が、ついに夢の階段を上ります。

 

 ミサンガは福岡県宗像市出身の高尾和行さん(33)、高島直也さん(32)、長崎市出身の佐藤裕亮さん(33)。九州産業大の同級生で、大学時代にバンドを組み九州各地でライブ活動を続けてきました。ギター2本とジャンべ(太鼓)のアコースティック編成で、ボーカルの佐藤さんを高尾さんと高島さんがコーラスで支えます。

 

 「はじめまして、ばぁちゃん。」は、高尾さんが祖母の池園ヤスヱさん(90)=福岡県糸島市=の米寿の祝いに贈った曲。認知症を患うヤスヱさんから「初めまして」と言われたことにショックを受けたそうですが、「祖母にとっては毎日が新しい一日なのかもしれない」と前向きにとらえ「いつまでも元気でいてほしい」と作詞しました。

 

 今年9月、自主制作CDを発売すると、認知症を患う親族を持つ人や介護者を中心に「前向きになれる」「泣けて温かくなれる」と共感が広がりました。それが九州各地のメディアで取り上げられ、よしもとミュージックエンタテインメント(東京)からのデビューが決まりました。

 

 デビュー盤はこの曲に新たにアレンジを加え、新曲も加えた4曲入りを予定。高尾さんは「僕らの思いを全国に伝える機会をいただきました。大切に歌っていきます」と話しています。デビューに向けて「祖母に贈る言葉」を募集し、ミュージックビデオに収める企画を実施中。詳しくはホームページで(「ミサンガ福岡」で検索を)。

インスタのばぁちゃん企画はこちら。

※情報は2017.12.25時点のものです

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