『サニー/32』主演の北原里英と白石和彌監督インタビュー

Ⓒ2018『サニー/32』製作委員会

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2月17日(土)よりT・ジョイ博多ほか全国ロードショーの映画『サニー/32』。アイドルグループNGT48を今春卒業予定の北原里英さんが、ネット上で神格化された殺人犯の少女“サニー”役に体当たりで挑んだサスペンス。サニーに信奉する男たちに拉致された赤理(あかり=サニー)の壮絶な運命を描きます。

今回映画初主演の北原さんは、「不安はありましたが、意気込みだけをもって現場に入りました。監督には『寒さにだけ慣れておいて』と言われました(笑)」と撮影を振り返っていました。
かねてから白石監督作品への出演に憧れていたそうで、「白石監督の作品は人間味があふれている。人が生きている様やその魅力を撮る監督の作品が好きです」と語っていました。

殺人犯という役を演じてみて、「監督に『アイドル映画にしたい』と言われたんですけど、脚本を読んだとき『アイドル映画じゃない!』と思いました(笑)」「でも完成してみて、赤理がネットを通じて崇拝されていくという意味でアイドル映画だなと思いました」と、北原さん。
白石監督は、「現代はネットによって人との付き合い方が変わっている。社会のゆがみを誰かがのぞいてさらけ出さないとという気持ちで作りました」と、ショッキングなテーマを描いた思いを語っていました。

新潟での撮影、大雪のシーンなどかなり大変だったそう。「想像を絶するしんどさで、カットがかかる前に体力が尽きちゃうこともありました」と体当たりで挑んだ北原さん。そんな彼女に監督も「アイドルや女優を通り越して、一人の表現者としてやりきってくれました」とその演技力を称賛していました。

春にNGT48の卒業を発表している北原さん。クランクインから1年が経ったいま、「卒業を決めた1年だったので、自分のなかでも大きな1年でした」「NGTの卒業前に新潟で撮影した映画を公開できるのはすごくうれしいです!」と、北原さん自身にとっても特別な作品になったようです。「ネットでは越えられない、人と人との体温のあるぶつかり合いみたいなものを感じてもらえたらうれしい」と映画の公開に自信をのぞかせていました。

【ストーリー】
‘冬の新潟の或る町。仕事も私生活も振るわない中学校教師・藤井赤理(北原里英)は24歳の誕生日を迎えたその日、何者かに拉致された。やったのは二人組で、柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)という男。雪深い山麓の廃屋へと連れ去り、彼女を監禁!小田は嬉々としてビデオカメラを回し、柏原は「ずっと会いたかったよ、サニー……」と、そう赤理のことを呼んだ。
“サニー”とは――世間を騒がせた「小学生による同級生殺害事件」の犯人の通称だった。事件のあらましは、当時11歳だった小学生女児が同級生を、殺害したというもの。突然、工作用のカッターナイフで首を切りつけたのだ。奇しくも、この“サニー”の起こした事件から14年目の夜に二人の男によって拉致監禁された赤理。
赤理は正気を失っていきながらも、必死に陸の孤島と化した豪雪地帯の監禁部屋から脱出を試みる。が!それは驚愕の物語の始まりにすぎなかった――。

『サニー/32』
■監督:白石和彌
■出演:北原里英、ピエール瀧 、 門脇 麦 、 リリー・フランキー
■脚本:髙橋泉
■スーパー・バイザー:秋元康
■配給:日活
【映画公式サイト】http://movie-32.jp/
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※情報は2018.2.9時点のものです

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