「新参者」がついに完結!映画『祈りの幕が下りる時』 公開中!

2010年に放送され“泣けるミステリー”と話題になったTVドラマ『新参者』。2度のスペシャルドラマと1本の劇場版を経て、ついに完結します。鋭い洞察力で多くの事件を解決してきた刑事・加賀恭一郎を演じた阿部寛さんに話を伺いました。

俳優/阿部寛さん

俳優/阿部寛さん

今回の映画で特に意識したことは?

もう一度初心にかえって演じました。撮影に入る前に全シリーズを見返して気づいたことですが、『新参者』を長く続けるなかで、加賀はどんなに難解な事件でも解決する神がかった存在になっていたんです。今回初めて『新参者』のメガホンをとった福澤監督も同じことを考えていたようで「自分が崩れていくのを感じる」「俺はマザコンだ」というせりふまで加わり、加賀の内面を掘り下げる作品になったと思います。今までのイメージをいい意味で壊した映画になりました。

 

福澤監督の『新参者』はいかがでしたか?

以前別の作品でご一緒させていただき、とても信頼している監督です。福澤監督は風景と人物の対比や、人物に対する空間の使い方が絶妙で、毎回驚かされます。ロケ場所の選び方やカメラのテクニックも素晴らしく、そこに役者が立っているだけでそのキャラクターの感情や心の底まで見えてくるような絵を撮る監督です。まさに今回の作品にはまりました。

 

阿部さんにとっての加賀とは。

8年前にオファーをもらったときは、まだ自分には早いなと感じていました。加賀の“存在感”をつくり出す芝居は、これまでの仕事のなかでも特に難しかった。今は挑戦して本当に良かったと思っています。8年間演じてきたことで、加賀はいろんな役柄を演じるうえでの軸となる存在になっていました。役者としての自分の背骨にあたるものに出会えて、本当に感謝しています。

 

映画『祈りの幕が下りる時』 公開中

あるアパートで女性の絞殺死体が発見される。捜査線上に浮かびあがったのは舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。しかし、彼女にはアリバイがあり、捜査は進展しない。捜査一課の松宮脩平(溝端淳平)は遺留品に日本橋を囲む12の橋が書き込まれていることを発見する。動揺する加賀恭一郎。それは彼が子どもの頃に失踪した母・百合子に繋がっていた…。

©2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 

Profile

阿部寛

1964年生まれ。神奈川県出身。男性誌『メンズノンノ』のモデルとして活躍したのち、俳優に転身した。主な出演作に『トリック劇場版』シリーズ(02年~)、『テルマエ・ロマエⅠ・Ⅱ』(12年・14年)、『エヴェレスト 神々の山嶺』(16年)など。『のみとり侍』が5月18日(金)公開予定。

 

※情報は2018.2.8時点のものです

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