社内外の人材と広告を「共創」するのが魅力 大英産業プロモーション課専任課長

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 今回は、マンション、住宅販売などの大英産業(北九州市八幡西区)のプロモーション課専任課長、森朋子さん(43)を取材しました。森さんは、百貨店・博多大丸(福岡市)で販売、営業推進、企画広告などを担当。その後、ベンチャー企業を経て昨年3月から現職。入社してすぐに大英産業の創立50周年事業として何を展開していくかという大役を担いました。

 ―仕事の内容、最近取り組んだことは。

 ★森 わが社やわが社の人材を知らせるプロモーション活動、ウエブ展開など、広告の制作・運用を担当しています。創立50周年事業で昨秋から、「元気な街、心豊かな暮らし」という経営理念に基づき、街の魅力を表すポスターの制作、掲示。ラッピングバス、フォトコンテストなども企画し、ウエブの記念サイトには予想以上の方が訪問してくださいました。

北九州市での勤務は初めてですが、「よそ者だからこそ町の良さが分かる」という逆転の発想で、市民が誇れる町の風景を現地調査してポスターにしました。朝の皿倉山で海まで眺められる景色から、高塔山の夕暮れ、そして工場の夜景まで、スタッフと感動をもって体験しました。気を付けたのは観光客が撮るような写真でなく、市民が見慣れた日常を撮るということ。「この町はいいよね」と住んでいる人にあらためて思ってもらいたいし、会社としても愛する町に育ててもらった感謝を示したいと企画しました。

―どんな点が仕事の魅力ですか。

 ★森 テーマに従った広告をつくる「指揮者」として、社内だけでなくデザイナー、カメラマンなど外部の人材と知恵を絞り、魅力的な広告を「共創」していけることです。もっと良いもの、よい表現をと目指して、スキルや経験を積むのも喜びです。

 以前、後輩に「出張の電車の中で手当たり次第にポスターを撮影している」と指摘されたことがあります。意識していませんでしたが、「この表現はうまい」などと、印象に残る広告は撮って参考にしていたんです。指摘された後は、意識的に撮影するようになりました。

 ―後進の育成も大事なことですね。

★森 最近の若者は覚めてると言われますが、うちの若手は元気です。若い社員に広告の楽しさを伝えたい。仕事が好きになれば努力し、深めます。すると仕事の方が近づいてきます。

 ―働きやすい環境づくりのプロジェクトチームが社内にあるそうですね。

 ★森 出産で退社する女性が多かったのをきっかけにでき、今は女性が働きやすければ誰もが働きやすくなると活動中で、男性もメンバーに入っています。一般的に、育休などの人事制度があっても周りの理解がないと休みは取りづらいものです。私も以前の勤務先で、父が病気になった際に休む権利はあるのに取りづらかった体験があります。子育ても介護も女性だけの問題ではなく、これからの時代の課題。制度づくりと同時に、周りの理解が大事だと思います。

※情報は2018.2.10時点のものです

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