映画「ちはやふる -結び-」出演の野村周平さんにインタビュー!

競技かるたという一般的にはなじみが薄い題材をテーマにしながらも、多くの人を魅了する『ちはやふる』。野村周平さん演じる真島太一が物語のキーとなるシリーズ完結篇『ちはやふる -結び-』で、 どんな気持ちで作品に臨んだのかを伺いました。

前作『ちはやふる-下の句-』の初日舞台挨拶の場で、今作の製作が発表されたそうですね。

正直「またかるたやるのか」と思いました(笑)。いや、みんなのことは大好きなんですけど、かるたってハードなんですよ! 膝痛いし、爪も割れるし、ぶつかるし、暑いし…。周りのみんなはジャージ着てかるたやっているのに、なんで俺たちだけ袴なんだ!って(笑)。

かるたのシーンは、撮影が本当に大変です。札を飛ばす方向を指示されたり、札のためのジャンプ台を作ってキレイに飛んでいくように工夫していたり。スーパースローで撮る時は、さらにごまかしがきかない。よし、札は完璧!と思っても、自分がめっちゃ変顔で映っていたりして(笑)。

 

今作は、野村さん演じる太一がかるた部を離れるところから、物語が動き始めますね。

監督から、撮影中はみんなと距離を置いてほしいと言われました。その雰囲気が映画に反映されているかもしれません。

太一は今回いろいろ悩んでいますが、正直僕には理解できないところも多い。僕はやりたいことはやってしまいますから。それにあんなに頭もよくない(笑)。でも自分とは違う人間の空気を醸し出していくのが、僕達の仕事で、おもしろいところです。

 

千早役の広瀬すずさんや、同世代の俳優さんたちとの撮影はいかがでしたか?

すずは、前作の時までは、まだ子どもだと思うこともあったけど、大人になったなと思いました。『上の句』では高校に入学したばかりという設定だったので、映画の中同様、みんな成長したのかな? 前作ではみんな「わー!現場楽しい!」みたいな感じでしたが、少し落ち着いて、芝居に芯ができてきたような気がします。

 

『ちはやふる』は、なぜこんなに多くの人に愛される作品になったのだと思いますか?

撮影当初は僕もトンガっていたのですがいざ撮影が始まってみると素晴らしい作品で、自分の棘も落とされました。本当に丁寧に作っている映画です。

年配の方も見てくれていると聞いて、どうしてだろう? とは考えたのですが自然で、かるたにまっすぐなキャラクターというのが突き刺さるのかな?と思いました。

 

太一にとってのかるたのように、野村さんはスノーボードの腕前も素晴らしいそうですが、熱中するものがあるのは大切だと思いますか?

僕という人間は、スノーボードありきで成り立っているので、譲れないものです。福岡といえば、以前ビッグエアというスノーボードの屋内施設がありましたよね? 中学生くらいの頃、そこにこもりっきりでずっと練習していました! 懐かしいな。

無理やりつくるようなものでもないけれど、どんな些細なマニアックなことでも、好きなものや熱中できることがあると、毎日楽しいですよ。

 

ちはやふる -結び-《2018年3月17日(土)全国東宝系にてロードショー》

競技かるたを題材に累計2200万部を越える国民的大ベストセラーとなったコミックを元に2016年に2部作で実写映画化され、200万人を超える観客を動員した映画『ちはやふる』の完結篇。高校最後の全国大会を目指す千早(広瀬すず)、新(新田真剣佑)。その一方で太一(野村周平)は突然かるた部をやめてしまう。

原作/末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載)

監督・脚本/小泉徳宏

出演/広瀬すず、野村周平、新田真剣佑 ほか

(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会

(C)末次由紀/講談社

 

プロフィール

野村周平

1993年兵庫県生まれ。映画・ドラマ・舞台・CMと幅広く活躍。主な映画作品に『帝一の國』、『22年目の告白–私が殺人犯です』など。BMXやスノーボード、スケートボードにも精通している。

ヘアメイク NORI/スタイリスト 猪塚慶太

※情報は2018.3.28時点のものです

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