長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』本木克英監督インタビュー

6月15日(金)より全国公開中の映画『空飛ぶタイヤ』。トレーラーの脱輪事故により整備不良を疑われた運送会社社長の赤松(長瀬智也)が、製造元の大手自動車メーカーに立ち向かい真実を追求する。大企業の“リコール隠し”という社会問題をテーマにした池井戸潤のベストセラー小説を映画化。長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生ら日本を代表する豪華キャストで贈る世紀の大逆転エンタテインメントです!

『超高速!参勤交代』シリーズなどで知られ、本作のメガホンを取った本木克英監督に映画化の思いを聞きました。

―池井戸さんの話題作を映画化した感想を聞かせてください。

本木:以前から社会派エンタテインメントをやりたいと思っており、そんな時に『空飛ぶタイヤ』映画化の話がありました。池井戸さんからは「映画は小説とは別なので、自由に作ってほしい」という依頼をいただきました。また、長瀬智也さんが主役を引き受けてくれたのもありがたかったですね。

―長大な原作なので映画化は難しい作品では?とも思いましたが、いかがでしたか?

本木:2時間にまとめるのは大変でしたが、スピード感を大事にしました。また、10年以上前の原作の内容をを“いま”に置き換えるのが苦労しました。科学技術も進歩していますし、ひとの姿も時代とともに変わってきていますから。いまの時代に合うように脚本を練りました。

―この物語の中でいちばん軸にしたかったのは?

本木:どれだけ不屈の精神で赤松が大企業に立ち向かっても、「事故で亡くなった方の命は戻らない」というところに立ち返らなければなりません。そこを大事にしてこの映画を作りました。

―主人公・赤松の役作りに付いて長瀬さんとお話されたことは?

本木:原作の人物像とは違う、長瀬さんらしさを活かす赤松にしようと話しました。事故を起こした運送会社の社長という設定上、感情を抑えないといけなかったのですが、そこをうまく演じてくれましたね。長瀬さんは素直でストレートな方で、まわりのいろんな方に話を聞いて役作りされていました。

―今回脇を固めるキャストも非常に見ごたえがありました。

本木:それぞれ組織の中で矛盾や圧力を感じながらも正しいことをしようとする人がいる。それがつながって真実が明らかになっていくという話です。脇役がとても大事だったので、随所で腕のある俳優さんをそろえました。

『空飛ぶタイヤ』
■監督:本木克英
■原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」 (講談社文庫、実業之日本社文庫)
■出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼ほか
■配給:松竹
【映画公式サイト】soratobu-movie.jp
©2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

※情報は2018.6.26時点のものです

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