「サマーウォーズ」細田守監督の最新作『未来のミライ』公開中!

甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんと未来からやってきた妹・ミライちゃん。ミライちゃんはくんちゃんとともに、私たちも時をこえた家族を巡る大冒険へと連れて行ってくれるよう。

映画館できっと、子どもの頃の大冒険が懐かしくなります。「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」など、“家族”をテーマに描き続ける細田守監督、くんちゃんを演じた上白石萌歌さんに話を伺いました。

左から)女優:上白石萌歌さん、監督:細田守さん

主人公は4歳の男の子。きっかけは?

監督 私も2人の子どもがいるのですが、下の子が生まれた時、上の子の愛を失った、転げまわる赤ちゃん返りの姿をみて、これはすごいと思いまして。それが作品作りのヒントになりました。それまで常識と思われていたものがどんどん変化している多種多様な現代で、“家族”はどこへ向かうのだろうとの興味を込めて描きました。

 

4歳のくんちゃん役。いかがでしたか?

上白石 子どもってこんなにもエネルギーに満ちているのかと驚きました。大人になると感情を抑えることもある。でも、くんちゃんのように体全身で生きている感じを出すことを、忘れちゃいけないなと感じました。小さい頃は空想が好きで、出来事をすんなり受け入れられたりしますよね。そんな感覚を掘り起こしながら演じました。

 

映画を見る方にメッセージを。

上白石 自由な心を持つ主人公・くんちゃんに自分を重ねて、自分を解放して浄化してもらえるような作品になればと思います。幅広い世代の方に見ていただきたいです。

監督 見た後に、自分の家族や兄弟について語り合えるようなきっかけを作れたらいいなと思います。例えば、子どもが見る絵本にも実はものすごく大きいテーマが隠れているといったように。今、小さい子が見ても子どもなりにミライちゃんとの冒険を楽しんでくれると思います。でも、その子が小学生、中学生、高校生と、成長した時にも見てもらうと、きっとまた違った味わいになるはず。この映画も、時間を飛び越えて長く愛してもらえればうれしいですね。

 

映画「未来のミライ」全国東宝系で公開中

甘えん坊の男の子・くんちゃんに妹が誕生。両親の愛情を奪われたようで戸惑っていると未来から妹・ミライちゃんがやってきた。ミライちゃんに導かれて“小さなお兄ちゃん”が向かったのは、時をこえて、家族を巡る大冒険だった―。

【監督・脚本・原作】細田守
【声の出演】上白石萌歌 黒木華 星野源 麻生久美子 吉原光夫 宮崎美子 役所広司/福山雅治 ほか
(C)2018 スタジオ地図

 

Profile

上白石萌歌
2000年生まれ。鹿児島県出身。主な映画出演作品は「金メダル男」(16)、「ハルチカ」(17)、「羊と鋼の森」(18)、「3D彼女 リアルガール」(9月公開予定)など。

細田守
1967年生まれ。富山県出身。主な監督作品は「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09)、「おおかみこどもの雨と雪」(12)、「バケモノの子」(15)など。 

※情報は2018.8.9時点のものです

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