和奏美人をたくさんつくりたい 井上智子さん(着物ブランド代表)

「着物は着てみたいけれど、難しそう…」と思っている人は少なくないと思います。

…ですが、今回、ご紹介する井上智子さんによると、「わずか5分で美しく簡単に着物は着られる」そうです。

本当でしょうか?

お話を聞いているだけでは分からないため、実際に着付けの現場を覗いてみました!

Q)本当に5分で着付けができるんですか?

A)私が着付けをさせていただいたら3分でもできますよ(笑)。この着物は、着付けの技術をデザインに取り入れているので、着方の順番さえきちんと分かっていたら洋服感覚で簡単に着られます。

Q)なるほど…。画期的な着物ですね!

A)私の着付けの師匠は、皇室お抱え美容室マリールイズ出身で、福岡の美容組合設立などに貢献した素晴らしい方です。その先生から、徹底して着付け理論と技術を伝授していただきました。だからこそ、着付けの技術をデザインに取り入れ、着付けがいらない着物を作ることができたんだと思います。

Q)このような着物ブランドを思いついた理由は何ですか?

A)以前、娘と妹の家族がアメリカに移住したとき、着物を着たくても自分では着られないし、着付けができる人も場所もないことから、残念ながら着物を持っていきませんでした。その時、「誰でも自分で美しく簡単に着られるようにしたい!」と強く思ったんです。それから、8年の歳月と創意工夫を繰り返し、ようやくWASOMI DRESSKIMONO101がブランドとして誕生したんです。

Q)仕事に対するポリシーを教えてください。

A)感動と感謝が湧くほどの、価格以上のサービスとメリットを提供することです。

Q)これまでの一番の思い出は?

A)着付けの恩師が、私の寿退社のお祝いにと、花嫁姿の前撮り「日本髪のカツラ、化粧、花嫁衣裳、一流の片山写真館の撮影」を一式プレゼントしてくださったことです。

Q)先日は若い女性たちが井上さんの着物ブランドを身にまとい、写真撮影会をしていましたね。

A)はい。着物を着ると日本人女性のDNAが喜び、上気した表情に自然となります。その表情を見るのがとても大好きだから、とても楽しかったです。皆様とても美しかったです。

Q)今後の夢は?

A)「着物を着たいけど、う~ん、でもやっぱり洋服にしておこう」という壁を取り除き、頬が上気してキラキラ輝いて嬉しそうな表情をする和奏美人をたくさん作りたいです。

【編集後記】

「着物を着て表情が輝く女性たちを目にするのが大好き」と話す井上さん。井上さんは「着物を着た女性たちは『街を歩く小さなミュージアム』」と話していましたが、本当にその通り!最初は着物に対して慣れない様子だった女性たちが、着物を着ていく中で徐々にテンションが上がり、自信にあふれた表情で外に出ていく姿が印象的でした。若い世代で浴衣や着物を着る女性たちが増えていますが、井上さんの活動によって、さらに身近に着物を感じる人が増えてくると思います。福岡には着物を着た女性が似合う!そんな街になればいいな、と思います。

(文:一木朋子、撮影:古賀亜矢子)

※情報は2013.11.26時点のものです

井上智子さん

和奏美代表

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福岡の好きなところは?
友泉亭、楽水園、大濠公園日本庭園です。食べ物では、鳥のたたきにビールが好物です!

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