自分を信じて自由に!ナタリー・レイコ・ヴィオレさん(フランス語教師、アクセサリー講師)

フランス人の父親と日本人の母親を持つナタリー・レイコ・ヴィオレさん。3年前に来福し、現在、「アンスティチュ・フランセ九州」(福岡市)でフランス語を教えるほか、アフリカで技術を学んだアクセサリー制作の指導なども行っています。アートや文化、音楽が大好き!というナタリーさんに、今後の夢やポリシーなどを聞いてみました。

 

Q)来福する前はフランスで何をしていたのですか?

A)パリで生まれ、幼い頃からアートが大好きでした。ソルボンヌ大学ではアートや文化の勉強をし、その後、ルーブル美術館やオルセー美術館などで働いていたこともあります。また、ファッションやスポーツ、音楽にも興味があり、多くのイベントの仕事に携わっていました。

 

Q)アクセサリー制作はいつごろから興味を持ったんですか?

A)初めてアクセサリーを作ったのは17歳のころ。若い頃からクリエイトに関心が高く、あれこれ好きなものをいっぱい作っていました。アクセサリー以外にも、旅や音楽など興味のある分野はいろいろあったのですが、あるとき「やっぱりものづくりが好き」と気がついたんです。

Q)ナタリーさんのアクセサリーの特徴を教えてください。

A)いい質問ですが、答えは「スタイルはない」でしょうか(笑)。いつも好きなものを作りたいと思っていて、アイデアがいろいろ溢れてくるので「これ」と一言で伝えられる特徴はありません。ただ、単に「かわいい」ものではなく、「本物」にこだわったものを作りたいと思っています。材料もプラスティックではなく、本物の石やガラスなどにこだわっています。

Q)作品を見ると、エスニックというか自然をイメージさせるものが目立ちますね。

A)そうですね。私は2011年3月からセネガルやモロッコに旅をしました。砂漠の真ん中にあるカフェである人に「ティズニットに行ってみろ」と言われました。南モロッコにあるティズニットは有名な町ではありませんが、ジュエリーの首都、ジュエリーのスペシャリストたちが集まった町です。そこで、ジュエリーの職人たちのテクニックを見て驚きました。アフリカは何もかもが不便で、生活には苦労しましたが、職人たちにいろいろな技術を学べたのは大きな収穫でした。

 

Q)日本に来られた理由は。

A)私の母は日本人で、東京に私の家族がいます。幼い頃に日本に行ったことはありますが、その後はありません。自分のアイデンティティの半分は日本ですから、ずっと日本語の勉強や文化を学んできました。日本の家族に会いたいとずっと思っていました。

 

Q)東京ではなく福岡で暮らしているのはなぜですか。

A)東京には家族がいますが、私は一人で日本で暮らしてみたかったんです。九州は行ったことがありませんでしたが、福岡はとてもいい町だと聞いていました。家族も福岡で暮らすことを賛成してくれました。

Q)初めての町で暮らすことは大変だと思いますが、失敗談などはありますか?

A)糸島まで友人と自転車で行き、気がついたら太陽がすっかり沈み、暗くなってしまいました。海辺で寝ようか…と友人と話していたら、カフェの人が心配して泊めてくれました。私は楽観的でいつも「なんか大丈夫そう」と思うのですが、本当に大丈夫なことが多くて助かっています(笑)

 

Q)ナタリーさんのポリシーを教えてください。

A)平凡なことだけど、社会や習慣に縛られたくない。自由であることです。それから、自分や周囲が幸せを感じられる人生を送ることです。

 

Q)未来の自分へメッセージをお願いします。

A)日本人の母とフランス人の父の血を受け継いでいる。その両面を持つ自分に自信を持って、いろいろなことに挑戦していきたいです。

※情報は2014.11.1時点のものです

ナタリー・レイコ・ヴィオレさん

ソルボンヌ大学でアートや文化を学び、3年前に来福。フランス語を教えるほか、アフリカで技術を学んだアクセサリー制作の指導なども行う。

【ナタリーさんのアクセサリー講座がアンスティチュ・フランセ九州で開催されます】

11/27(木) 19:00~20:30

「ペンダントかロングネックレス:四季を問わず重宝するアクセサリー」

12/11(木) 19:00~20:30

「ピアス&ブレス:年末のパーティーシーズン用に」

受講料:クラブ・フランス会員4000円/一般4500円(材料費込み)

福岡の好きなところは?
エネルギーに満ちていて、みんな笑ってるところ。ハッピーな気分になれるところ。料理も美味しくて大好き!

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