「集中力必要だった」【ペット2】吹き替え 伊藤沙莉さんインタビュー

 飼い主の留守中にペットたちが巻き起こすドタバタ劇を描いた「ペット」の続編「ペット2」が7月26日に公開されました。主人公の犬マックスやデュークなど、おなじみの顔ぶれに、シーズー犬・デイジーが仲間入り。見た目はかわいいけれどパワフルなデイジーの吹き替えに挑戦した伊藤沙莉さんに話を聞きました。

福岡を訪れるのは2度目という伊藤沙莉さん

「福岡を訪れるのは2度目」という伊藤沙莉さん

―ようこそ福岡へ !
 今から2年前に北九州市で舞台に出演させていただいて以来、福岡に来るのは2度目です。福岡は、全てのご飯が本当においしくて!  残ったイカの刺し身を天ぷらやバター焼きにしてくれるのにも感動しました。たくさん食べていたにもかかわらず、はしごしてラーメンも完食(笑)。でも街をゆっくり歩いたことはないので、ぜひ次回はたっぷり時間をつくって遊びに来たいです。

―今作が吹き替え初挑戦だそうですが、いかがでしたか?
 私は普段から、吹き替えで映画や海外ドラマを見ているのですが、本当に演者が日本語を話しているように思えてくる感覚が不思議で、声優さんってすごいんだなと思っていました。私は、声がハスキーで特徴があるからか、声で覚えていただくことも多いんです。声で存在感を出す声優という仕事はずっと挑戦してみたいと思っていました。前作「ペット」は映画館に見に行った大好きな作品。そんな作品の続編で声優に挑戦できるなんて。役が決まった時はうれし過ぎました!

「声で存在感を出す声優という仕事はずっと挑戦してみたいと思っていました。」と伊藤さん

「声で存在感を出す声優という仕事はずっと挑戦してみたいと思っていました」

―収録で苦労した点は?
 すごく集中力が必要で、いつもの芝居とは全然アプローチの仕方が違う。本当に難しかったですね。英語版の声優さんの声質や演技に寄せながらも、オリジナリティーを出すよう工夫し、難しかったですが楽しかったです。声だけで伝わる情報ってこんなにあるんだと、改めて発見しましたし、役者としても本当に勉強になりました。

―オリジナリティーを出そうと工夫した点は?
 シーズー犬のデイジーは、見た目はすごくラブリーなのに、ハスキーボイスで負けん気が強くて行動派。そのギャップが魅力です。そんな一番の魅力がたっぷり伝わるように、ちょっと幼くてかわいらしい中にも、大人っぽさを出してみたり。見ていて飽きないキャラクターになるよう心掛けました。

―留守中のペットたちが巻き起こす騒動は見ていてドキドキハラハラ。伊藤さんもペットを飼っているそうですね。
 マルチーズとミニチュアダックスフントのミックス犬を飼っています。私がいると、ずーっと動いて騒いでいるんですけど、人がいないと落ち着いているお利口さんです。家に帰ると、たまに押し入れが開いていたり、部屋にボールが転がっていたりするので、ちょっと遊んだのかなと思うんですが、マックスやデューク、デイジーたちのように外で壮大な冒険はしていないはず(笑)。

アクションシーンではアドリブにも挑戦した伊藤さん

アクションシーンではアドリブにも挑戦したという伊藤さん

―「 ペット2」の見どころを。
 留守中のペットたちは何をしているのかな?  どんなおしゃべりをしているのかな?  そんな飼い主の疑問にちょっとだけ答えてくれるような、すごく想像をかき立てられる、夢が詰まった作品です。留守中にまさかこんなに壮大な冒険を繰り広げているなんて、飼い主の想像を超えてしまっていますが(笑)。
 マックスの飼い主ケイティに息子リアムが誕生することから始まるペットたちの大冒険。リアムを愛するあまりに心配し過ぎるマックスを描いた日常、デイジーたちが悪徳サーカス団からホワイトタイガーを救い出す非日常など、見どころ満載です。私がアドリブに挑戦した、デイジーのかわいくて格好いいアクションシーンにも注目してください。ドキドキハラハラしていただけると思います。

<プロフィル>
伊藤 沙莉(いとう・さいり)
 1994年生まれ。千葉県出身。主な出演作に、ドラマ「この世界の片隅に」「獣になれない私たち」「ひよっこ」「これは経費で落ちません!」、映画「パンとバスと2度目のハツコイ」「寝ても覚めても」「21世紀の女の子」、舞台「転校生」「すべての四月のために」など。公開を控える映画作品に「ブルーアワーにぶっ飛ばす」(10月11日公開)、「生理ちゃん」(11月8日公開)など。

※情報は2019.8.8時点のものです

秋吉真由美

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