歌や和太鼓、ダンスで魅了 島田デボラ・エンジュさん(日系ブラジル人歌手)

抜群のプロポーションと存在感で見る人を魅了する日系ブラジル人歌手の島田デボラ・エンジュさん。両親は日本人で、父方の祖父は広島、母方の祖父は福岡出身。母方の祖母から演歌を教わり、歌だけでなく、ダンスや和太鼓などの才能も発揮。2013年には、ブラジルで開催されたミス日系コンテストサンパウロ大会でグランプリを受賞し、モデルとしても活躍の幅を広げる島田さんに、お話を伺いました。

 

Q)歌にダンス、モデルと活動の幅がとても広いですね。

 

A)7歳のころから母方の祖母に演歌を教わり、ブラジルの名門校「EM&Tミュージックスクール」で名講師といわれたエリエテ・ムラリ氏とロニー・ネブレシュキ氏の師事を受けて歌唱力を磨いてきました。また、幼いころからクラシックバレエやジャズダンス、ストリートダンスなどダンスも学んできました。和太鼓は、12歳のころに川筋太鼓保存会2代目会長の小田幸久さんに教わりました。

Q)スタートが演歌とは意外な感じがします。

 

A)演歌は大好きです。長山洋子さんや島津亜矢さん、演歌とは違いますが山口百恵さんも好きです。始まりは演歌でしたが、バラードやポップス、ロック、R&B、サンバ、ボサノバなど多様なジャンルの歌を学びました。演歌では、日本音楽サンパウロ州ジュニア大会と日本音楽ブラジル全国大会で優勝、2連覇を果たし、テレビ番組にもいろいろ出演させていただきました。2010年にはブラジルで「ドリームコンサート」と呼ばれる日系のミュージックショーで歌う機会に恵まれ、西城秀樹さんとも共演させていただきました。

Q)ブラジル生まれのブラジル育ちの島田さんが日本に来られたきっかけを教えてください。

 

A)大学でグラフィックデザインを学び、卒業後は3年ほどデザイン会社で働いたのですが、自分が本当にしたいことは他にあるのではないかと、どこか満足していない自分がいました。そんな時、和太鼓を教えてくれた川筋太鼓保存会の小田さんが「日本でシンガーとして働いてみないか」と誘ってくださり、思い切って日本に来ました。

 

Q)日本に来て文化の違いなどは感じませんでしたか。

 

A)私は両親が日本人の純粋な日本人なのですが、ブラジルで生まれ育っているのでカルチャーショックはありました。例えば、ブラジルでは日常的な挨拶としてハグやキスをするのですが、来日した際、空港に迎えに来てくれた友人たちにハグやキスをしようとしたらとても驚かれましたね(笑)

Q)2013年にはミス日系コンテストサンパウロ大会(応募総数約5千人)の中でミスアジア賞と日系グランプリを受賞されました。

 

A)運が良かったんです(笑)。私は、何事も難しく、真面目に考える傾向がありますが、賞をいただけたことで少し自信を持てるようになったかなと思います。

Q)島田さんのポリシーは。

 

A)いつも公正であり、人に優しく、元気づける存在であることです。人に親切にすることは、結局のところ、自分自身にかえってくると思っています。

 

Q)未来の自分へメッセージをお願いします。

 

A)これからは東京で働きながらモデルや歌手活動を続けていきます。3年でダメだったらブラジルに帰国するつもりで、これから3年が勝負だと思っています。一生懸命に仕事に励み、いつかお父さんやお母さんにビッグハウスを建ててあげることが私の夢です。

※情報は2015.1.17時点のものです

島田デボラ・エンジュさん

日系ブラジル人歌手。2013年ミス日系コンテストサンパウロ大会でミスアジア賞と日系グランプリ賞を受賞。2014年にはTV番組「所ジョージの笑ってこらえて 世界のヴィーナスを探せ!」に取りあげられ、演歌も披露。ダンスや和太鼓など幅広い分野で活躍。和太鼓エンターテインメント集団「和楽団ジャパンマーベラス」(本部・福岡県飯塚市)所属。

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